8日、記者会見をするイランのペゼシュキアン大統領(国旗の右隣) [AFP=聯合ニュース]
アクシオスの報道によると、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がトランプ大統領に電話をかけ、イランのエネルギー施設を狙った米国の攻撃に対抗してイランがサウジアラビアや周辺国のエネルギー施設を破壊する恐れがあるとの懸念を伝え、緊張緩和を促した。イランは米国の攻撃に対して原油価格や株価を揺さぶる作戦を展開している。これは戦争開始以降続けてきたイランの成功戦略だ。
◆イスラエル、非核化のため戦争再開
現在、イランはオマーンとホルムズ海峡を開放する臨時航路について議論しているが、航路の確定がホルムズ海峡の再開放を保証するものではないと強調している。さらにイラン国家安全保障最高評議会のゾルガドル事務局長は米国に対し、イランへの脅迫と侮辱の中止、イランおよび親イラン勢力に対する軍事行動の停止、イラン周辺の海上封鎖の解除と米軍の撤退、戦争被害の全額賠償、対イラン制裁の解除、イランの凍結資産の解除という6つの条件を掲げた。これらの条件がイラン政府の公式見解かどうかは不透明だが、イラン国内で強硬な声を出す革命防衛隊や、交渉に反対する保守派の姿勢を反映しているのは明らかだ。
戦争の終わりが見えず、トランプ大統領が叫ぶイラン非核化交渉は、ホルムズ海峡の封鎖に阻まれて始まってもいない。米国の優柔不断に疲れたイスラエル軍はブラッド・クーパー米中央軍副司令官に対し、米国の承認や支援なしにイランと戦争をすることもあるという意見を伝え、「現在、開戦に向けた準備を進めている」と述べたと、イスラエルのチャンネル13が報じた。イスラエルは、米国にはこれ以上イスラエルが望む条件で戦争を終結させる意思がないと判断し、イランへの攻撃を準備している。米国が制止できなければ、また戦火が燃え広がる状況だ。猛暑は退くだろうが、終戦を望む「希望拷問」の終わりはまだ見えない8月だ。
パク・ヒョンド/西江大教授
【コラム】強硬姿勢を強めるイラン、イスラエルは独自で戦争か(1)
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