10日、ソウル竜山区(ヨンサング)の国立中央博物館の階段で子どもたちが思い出を残している。ニュース1
韓国気象庁によると、この日ソウルの朝の最低気温は24.8度で、前日に続き2日連続で熱帯夜(夜間の最低気温25度以上)を免れた。江原道大関嶺(カンウォンド・テグァルリョン)は17.6度まで気温が下がった。
このように朝の空気が涼しくなったのは、韓半島上空に位置していた北太平洋高気圧とチベット高気圧の「二重のヒートドーム」に亀裂が生じたためだ。3つの台風が韓半島周辺の気圧系の構造を揺さぶり、強固だったヒートドームを崩し、その隙間から北東側の冷たい空気が流れ込んだ。特に先週末、中国内陸部に上陸して北西に進んでいる台風13号「ドルフィン」が高気圧の中心部を押し出した影響が大きかった。
全国の朝の最低気温は11日が19~25度、12日が17~24度と徐々に下がる見通しだ。ただ、日中は首都圏など西部地域を中心に気温が最高34度まで上がるとみられる。
気象庁のイ・ウォンギル通報官は「冷たい空気が南下し、全般的に気温が先週より低くなって涼しく、湿度の低い天気となっている」としながらも、「日中は東風が山脈を越える際に昇温効果を起こし、西部地域の気温が東部より高くなるだろう」と説明した。
◇台風15号「チャンホン」、日本列島を通過し東海へ
ヒートドームが崩れた状況で、今後の変数は台風だ。現在、西太平洋一帯では3つの台風が発生し、移動している。3つの台風はいずれも韓国に直接的な影響を及ぼすことはないが、台風が残した水蒸気が天候に影響を与える可能性がある。
台風13号は9日に中国南部に上陸した後、内陸部に沿って北西に進んでいる。この台風は11日午前、中国内陸部で熱帯低気圧に変わる見通しだ。この過程で台風が残した水蒸気の一部が韓国に流れ込み、一部影響を及ぼす可能性がある。
韓半島に向かって西進している台風15号は11日、東京に上陸する見通しだ。その後、日本列島を縦断した後、東海(トンへ、日本名・日本海)で温帯低気圧になるとみられる。この台風が残した水蒸気は東風に乗って東海岸に流れ込み、雨を降らせると予想される。ただ、この雨が深刻な干ばつに見舞われている南部地方の干ばつ解消にどれほど役立つかは、まだはっきりしていない。
イ通報官は「台風がもたらす水蒸気が流れ込み、江原道嶺東(ヨンドン)などで雨が降る可能性がある」としながらも、「台風が日本列島を通過する過程で勢力がどのように変化するかによって、降水域にも変動が生じる可能性がある」と述べた。
この記事を読んで…