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【ミリタリーブリーフィング】「最後の手段? 今はもう実戦用」…米国「より強い核戦略」で中ロを狙う(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

イスラエルが1980年代に開発して放棄したラビ(Lavi)戦闘機 [写真 イスラエル航空宇宙産業(IAI)]

(3)イスラエル、独自ステルス戦闘機開発を推進

7月30日(現地時間)、イスラエルメディアのエルサレムポストはイスラエル政府関係者の発言を引用し、F-35の性能からインスピレーションを受けた自主開発ステルス戦闘機と自律戦闘機を今後10年間の戦略的目標にしていると報じた。


これまで米国の軍事援助とF-35I『アディール』戦闘機を中心に空軍力を育ててきたイスラエルが、今や独自の航空戦力確保に乗り出すという意味であり、世界の防衛産業界の関心が集中している。これは単なる新規戦闘機の開発事業ではなく、米国への依存度を減らし、自国の防衛産業の技術自立を強化するための戦略的な転換という評価だ。


イスラエル国防省が構想する計画の核心は、有人ステルス戦闘機とF-35の概念を応用したステルス無人戦闘機(UCAV)を同時に開発することだ。有人戦闘機は、従来のF-35のような第5世代ステルス性能を維持しながらも、イスラエルが独自に航空電子装備や任務ソフトウェア、人工知能基盤の任務体系、武装を自由に統合できるよう設計する見通しだ。無人戦闘機は操縦士なしに長距離浸透、電子戦、情報収集、敵防空網制圧、精密打撃任務を遂行し、有人機と協同する「忠実なウィングマン(Loyal Wingman)」概念へと発展する可能性がある。

このような決定の背景には、最近の中東における安全保障環境の変化が位置する。イランとその連携勢力に対する長距離打撃能力の重要性が高まり、米国の対外政策の変化に伴って長期的に軍事援助が縮小する可能性が提起されたことで、イスラエル内部では核心的な戦力は独自で確保するべきという声が出ている。また、米国産のプラットフォームを運用するとしても、改良やソフトウェアのアップデート、武装の統合で制約される可能性があるという点も、独自開発を推進する要因と分析される。

イスラエルはすでにF-35Iアディールを運用しながら、独自の電子戦装備や通信体系、国産武装を統合するなど、米国産のプラットフォームを自国の作戦環境に合わせて改良した経験を蓄積してきた。ここで蓄積したステルス運用経験と、先端航空電子技術、人工知能、無人機開発の能力を結びつければ、次世代戦闘機開発の基盤となるという評価も出ている。特に、有・無人複合戦闘体系(MUM-T)を中心に未来の空中戦の様相が変化しているだけに、有人戦闘機とステルス無人戦闘機を同時に確保しようとする戦略は未来の戦場に備えた先制的な投資としても解釈される。

これまでイスラエルのネタニヤフ首相は複数回にわたり米国から毎年受け取っている約38億ドル規模の軍事協力の財政部分をゼロに減らしたいと明らかにしてきた。イスラエルはこの支援の大部分を米国製の武器導入に使用してきた。今回の独自のステルス戦闘機開発の推進もこうした脈絡とみられる。

チェ・ヒョンホ/ミリドム代表/軍事コラムニスト


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