通報を受けて出動した119隊員が住宅の外壁についているハチの巣を除去している。[写真 忠南(チュンナム)消防本部]
◇保寧でキャンプ客7人がスズメバチに刺され病院で治療
消防当局の調査によると、当時キャンプ場では瞬間風速が秒速12.1メートルに達する風が吹いていた。この過程で木が大きく揺れ、驚いたスズメバチが巣の外に出た後、キャンプ客を敵とみなして攻撃したものと消防当局は推定した。
日中の最高気温が35度を上回る猛烈な暑さが続き、ハチに刺される事故も相次いでいる。気温が上がるほどスズメバチの繁殖と活動が活発になるためだ。9日、忠南消防本部によると、2022年から2025年までに同地方で発生したハチ刺され事故の通報は計2736件と集計された。このうち119救急隊が患者を病院に搬送したケースは2472件で、全体の90.4%に達した。年別の発生件数は2022年618件、2023年537件、2024年664件、2025年656件などとなっている。今年に入ってからも7月までに261件発生した。
調査の結果、ハチの活動が最も活発な7~9月に事故が集中していた。最近3年間にハチに刺されて病院に搬送された患者の78.8%が、この期間に集中していた。特に8~9月はスズメバチが繁殖を控えて敏感に反応する時期だ。国立公園管理公団がスズメバチの攻撃傾向を分析した結果、「色による攻撃性」は黒、茶、赤、緑、黄などの順だった。攻撃される部位は頭が最も多かった。
◇スズメバチの攻撃性、黒色が最も高い…主に頭を攻撃
消防当局は秋夕(チュソク、中秋)を前に行われる墓地の草刈りや農作業など、屋外活動の際には特に注意するよう呼びかけた。香りの強い化粧品や香水、甘い炭酸飲料を避けることも、ハチ刺され事故を予防する方法だ。
ハチに刺されると、ほとんどの場合は痛みや腫れなどの局所症状が現れるが、重い場合には急性アレルギー反応のアナフィラキシーにつながり、呼吸困難や意識低下、心停止など生命を脅かすこともある。実際、6月、忠清南道の山中で草刈りをしていた60代の男性が額をハチに刺された後に倒れ、心停止状態で発見された。現場に出動した119救急隊が男性を病院に緊急搬送したが、結局死亡した。
消防当局は、ハチの巣を発見した場合は近づいたり自分で除去したりせず、安全な場所に避難した後、119に通報してほしいと強調した。ハチに刺された部位に針が残っていれば慎重に取り除いた後、傷口を洗って冷やすと、痛みや腫れの緩和に役立つ。ただし、呼吸困難やめまい、全身のじんましん、嘔吐、意識低下などが現れた場合は、直ちに119に通報し、応急処置と病院での治療を受けなければならない。
◇消防当局「ハチの巣を発見したら安全な場所に避難を」
忠南消防本部の関係者は「ハチに刺されても軽い痛みで済むこともあるが、体質や刺された部位によっては生命を脅かす緊急事態につながることもある」とし、「ハチの巣を発見したら無理に除去せず、(ハチに刺されて)異常な症状が現れた場合は直ちに119に通報してほしい」と呼びかけた。
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