仁川市江華郡がビーチに設置した木箱地雷関連の垂れ幕。[写真 江華郡]
江華郡によると、先月23日から今月初めまで江華郡一帯の海岸で見つかった木箱地雷は14個に上る。韓国軍は防犯カメラなどを利用して見つかった木箱地雷をすべて回収または安全に爆破する方法で処理した。軍は北朝鮮地域での集中豪雨により流出した地雷が海流に乗って江華島の海岸まで流入したと推定している。
江華郡と軍当局は木箱地雷の被害を防止するため海岸の観光地と入り江など42カ所に安全案内の垂れ幕を設置するなど安全管理を強化した。しかし住民らはいつまた漂着するかわからない木箱地雷を心配している。江華郡のある住民は「最近になり木箱地雷が流れてきたという案内が増えた。この前も島に木箱地雷が流れ着き、軍が来て措置した」と話した。
江華郡は北朝鮮と接する境界地だ。以前は梅雨時になると牛まで流れくるほど漂着物が多かった。先月25日には江華郡の注文島(チュムンド)沖海上で身長110~120センチメートルほどの男児と推定される遺体が見つかった。海洋警察は遺体の腐敗が激しい状態で年齢や国籍などを特定できずにいる。
ただ遺体発見当日に警察、海洋警察、軍は合同関係機関会議を開き、北朝鮮から流れ着いた遺体の可能性に焦点を合わせたとわかった。海洋警察は遺体の身元などを特定するため韓国軍当局、統一部など関係機関に協力を要請した状態だ。海洋警察関係者は「現在まで確認された対共嫌疑点はない。国籍などすべての可能性を開いて捜査している」と話した。
さらに最近では江華郡西検島(ソゴムド)の取水源からウランが飲用水の水質基準以上に検出された。韓国政府は北朝鮮黄海北道(ファンヘブクド)のウラン工場から出た廃水で西海(黄海)が汚染されかねないとの懸念が提起されると、昨年7月から定期点検を進めている。ウランは飲用水では1リットル当たり30マイクログラムを超えてはならない。
6月の定期検査の結果漢江(ハンガン)河口、江華島近隣など7地点で1リットル当たり0.133~3.025マイクログラム水準のウランが検出された。西検島の水道施設ではウランが1リットル当たり45マイクログラム検出され基準値を超過した。これを受け韓国政府は3日に説明資料を通じ「7カ所のモニタリングの結果、漢江や江華島近隣のウラン濃度はとても低い水準であることを考慮すると(北朝鮮の)ウラン工場の廃水が西検島の水道施設に影響を及ぼしたと判断するのは難しい。精密な原因分析などに向けた現場モニタリングを推進する予定」と明らかにした。
江華郡で北朝鮮関連問題が相次いで発生し、夏休みシーズン真っ盛りの住民らは観光客減少などの影響を受けないか心配している。注文島のある住民は「昨年も北朝鮮が核廃水を西海に捨てたという疑惑のため観光客が大きく落ち込んだが、今年もまた似たような問題が起きた。木箱地雷と遺体まで見つかり三重苦に陥ることになった」と吐露した。
江華郡関係者は「住民の安全を最優先に考慮しながら木箱地雷など関連事案を処理している。軍当局など関係機関と協力し安全な観光環境作りに最善を尽くしたい」と話している。
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