オープンAI。ロイター=聯合ニュース
オープンAIは7日の内部評価の結果、アストラがコーディングとサイバーセキュリティ分野の独自の基準でセキュリティ臨界点である「クリティカル」の水準に到達した可能性があると明らかにした。人の介入なくAIモデルが外部システムの弱点を識別し、強力な標的を相手に自らサイバー攻撃戦略を策定して実行できる水準を意味する。オープンAIは関連政府機関と追加的なセキュリティテストを進める予定だ。
オープンAIの今回の措置をめぐり業界では解釈が分かれている。「実際の危険に備えた先制的安全措置」という見方とともに、「アストラの強力な性能を印象づけるための広報戦の一環」という評価もある。オープンAIはわずか5日前の2日、「アストラを活用して数学の難題10件を解決した」と発表している。
トランプ政権が推進する「AIモデル事前セキュリティ検証ガイドライン」に足並みをそろえた政務的な歩みという分析も提起される。ウォール・ストリート・ジャーナルなどによると、ホワイトハウスは4日にオープンAI、アンソロピック、グーグルなど主要AI企業と会い、新規AIモデルのサービス開始前に最大30日間にわたり連邦政府とともにサイバーセキュリティリスクを点検する案を議論した。アルトマンCEOも最近ホワイトハウスと米議会などを訪問してアストラを試演し、「AI開発の速度調節が必要だ」という立場を表明している。
こうした動きの裏には急速に追い上げてくる中国のAIモデルを牽制しようとする計算があるとの見方もある。先端AIモデルのセキュリティリスクを印象づけ、直接統制が難しい中国モデルに対する警戒心を拡大しようとしているということだ。
韓国でも海外の最新AIモデルのセキュリティ脅威に対応する体制を整備すべきとの声が出ている。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)でAI未来企画首席秘書官を務めたハ・ジョンウ氏は、「フロンティアAIモデルのセキュリティ危険性がますます加速している。韓国のAI安全体系もフロンティアAI時代に合わせアップグレードする必要がある」と指摘した。
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