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価格・納期で戦場に登場した韓国防衛産業…今後は「フィジカルAI」で勝負(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
◆民間技術を直ちに吸収「迅速獲得システム」へ

K防衛産業の次の競争力は、より大きな戦車やより速い戦闘機ではない。戦争の中心がプラットフォームからソフトウェアとデータに移行しているからだ。ウクライナ戦争はこれを明確に示している。ウクライナは民間ドローンや衛星情報、人工知能(AI)基盤の標的識別、民間ソフトウェアを組み合わせてロシアの優勢な通常戦力を効果的に相殺している。いまや戦争の勝敗はより多くの兵器を保有することではなく、迅速に情報を融合して意思決定を下す能力にかかっている。


米国でも変化が目立つ。米国防総省が注目する企業はロッキードマーティンやノースロップグラマンだけでなく、パランティアやアンドゥリルだ。これらは戦車や戦闘機を製作する企業ではなく、人工知能(AI)や自律型システム、データプラットフォームを通じて戦争の運営体制を構築する企業だ。未来の兵器は工場から出荷された時点で完成する製品ではなく、ソフトウェアのアップデートを通じて持続的に進化するシステムになるだろう。


このような変化は、韓国にも新たなチャンスとなる。未来の戦場における韓国の強みは言語モデルではなく、ドローンやロボット、有人・無人複合体系を賢く作動させる「フィジカルAI」だ。アルゴリズムを搭載する「強力なハードウェアプラットフォーム」がなければ、AIは宙に浮いたソフトウェアにすぎない。戦車、自走砲、戦闘機、艦艇という検証済みの装甲・航空・海上プラットフォームに半導体、ロボット、通信、バッテリー技術を有機的に取り入れて「知能型無人戦闘プラットフォーム」を生み出せる国は、世界的に見ても極めて限られている。半導体と自動車、造船、バッテリー、ロボット、通信技術を同時に保有する韓国なら未来のフィジカルAI戦争を主導することができる。

すでに国内の防衛関連企業も、AI基盤の有人・無人複合体系や無人水上艇、自律型無人システムの開発に拍車をかけている。しかし5~10年かかる従来の「中長期的な要求・獲得手続き」では、数カ月単位で進化するAIソフトウェアを取り入れられない。「先に配備し、後にソフトウェアアップデート」方式や、民間の技術を即刻吸収する「迅速獲得(ファストトラック)」システムへと国防調達のパラダイムを果敢に転換する時だ。

過去の半世紀のK防衛産業は、ある日突然誕生した神話ではなかった。K1からK2へ、T-50からKF-21へ、張保皐級から張保皐-IIIへの発展は兵器体系の進化であり、大韓民国産業の進化だった。最近の一部の受注失敗も同じ流れでとらえる必要がある。これはK防衛産業の衰退ではなく、競争の基準が変わりつつあるという信号という点でだ。

K防衛産業の未来はより多くの兵器を売ることにあるのではない。戦争の方法を変える技術をどれだけ先に確保できるかにかかっている。国防の需要が重化学工業を育て、成長した製造業と半導体産業が今日のK防衛産業を作り上げた。今や、その産業基盤にAI、特に「フィジカルAI」を結合させ、K防衛産業の新たな競争力を備えなければならない時だ。K防衛産業の未来は大韓民国の産業の未来と変わらない。

ヤン・ウク/峨山政策研究院研究委員


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