6日、ソウルのハナ銀行ディーリングルームにKOSPIとKOSDAQが表示されている。[写真 聯合ニュース]
ティモシー・モー氏らゴールドマン・サックスのストラテジストは、4日(現地時間)に公表した報告書で、「市場は、妥当な水準を上回る悲観的なファンダメンタルズ見通しを織り込んでいる」と指摘し、「比重拡大」の投資判断を維持すると明らかにした。
KOSPIは年初から116%上昇し、6月22日に過去最高値となる9114.55で取引を終えた後、7月30日の安値まで39%下落した。その後、7月31日には1日で18%反発し、過去最大の1日当たりの上昇率を記録した。
ゴールドマン・サックスは、今回の下落のスピードと規模は、2021年のハイテク株ブーム後の下落局面や、新型コロナウイルス感染拡大時、2011年の調整局面など、この20年間に同市場が経験した過去の急落局面と類似していると分析した。
下落の直接的な要因としては、半導体メモリーサイクルの持続性に対する懸念を挙げた。これに加え、レバレッジ型上場投資信託(ETF)の売りや、短期的なモメンタムを追う投資家の動き、ここ数カ月間、相対力指数(RSI)が80を上回ったことによる短期的な過熱感など、テクニカル要因が下落幅を拡大させたと分析した。
ゴールドマン・サックスが強気の見方を維持する最大の根拠は、時価総額に占める割合が大きいメモリー分野にある。コンピューティング需要の加速と、2030年まで続く可能性のある深刻な供給不足を踏まえると、今回のメモリーサイクルは従来よりも力強く、長期化するとの見方だ。
それに伴う強い価格決定力と収益性は、現在の市場価格には十分織り込まれていないという。ゴールドマン・サックスは、メモリーサイクルやハイパースケーラーの設備投資(CapEx)、資本市場での資金調達、競争をめぐる懸念は妥当だとしつつも、「長期かつ大型のサイクル」という基本シナリオを損なうものではないとみている。
需給環境も改善したと評価した。レバレッジ型ETFの純資産の減少や信用取引残高の縮小、規制強化、ヘッジファンドのエクスポージャーの縮小などにより、市場のポジショニングは以前よりも大幅に改善したという。
時価総額の約40~50%を占める非メモリー分野の魅力にも着目した。2026年と2027年の利益はそれぞれ71%、20%成長すると予想されるほか、バリュエーションは絶対水準でも過去のレンジと比較しても低く、企業統治改革も引き続き進展しているためだ。
こうした要素を総合すると、市場のリスクに対するリターンの構図も依然として良好だと評価した。
2026~2028年の利益は、それぞれ320%、35%、20%成長すると予想される中、現在の株価収益率(PER)は5.1倍であり、目標達成にはバリュエーションが7.8倍まで改善すれば十分だと説明した。
ゴールドマン・サックスは有望業種として、半導体や人工知能(AI)関連株、防衛産業・造船などの資本財、持ち株会社と優先株、金融・建設・百貨店など景気回復の恩恵を受ける業種、Kカルチャー関連銘柄を挙げた。
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