今年6月、個人防護具(PPE)を着用したコンゴの医療陣がセント・ニコラス孤児院でエボラ出血熱検査で陰性判定を受けた乳児を移している。[ロイター=聯合ニュース]
4日(現地時間)、世界保健機関(WHO)とコンゴ民主共和国保健当局によると、現在までに集計されたエボラ感染者は3802人で、うち1707人が死亡した。追加で感染が疑われる事例も275件にのぼる。1万7000人余りの接触者に対するモニタリングも進行中だ。
今回の流行は歴代のエボラ流行のうち最も速い。感染者の約90%が北東部のイトゥリ州に集中している。劣悪な保健インフラや武力衝突、医療陣対象の暴力、防護装備の不足および賃金未払いによるストライキなどが防疫の障害になっている。
今回の事態は、承認された治療薬やワクチンがない「ブンディブギョ」変異ウイルスにより発生した。
WHO(世界保健機関)とアフリカ疾病対策センター(アフリカCDC)は国際社会に緊急資金や現場支援を呼びかける一方、試験的なワクチンや治療薬の開発に拍車をかけている。
現在ワクチンについては英オックスフォード大学、インド血清研究所のアデノウイルスベクターワクチン(ChAdOx1)や、米モデルナのmRNAワクチンが開発中だ。臨床第1相試験(フェーズ1)に着手した状態だ。
コンゴ民主共和国現地の医療施設では抗体治療薬「MBP134」や抗ウイルス薬「レムデシビル」「オベルデシビル」の臨床試験が同時に進行中で、対応策の準備が続いている。
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