2018年12月12日、南北の軍事当局が9・19軍事合意に基づき非武装地帯(DMZ)内のGP(監視哨所)を相互検証をした。写真は江原道鉄原(チョウォン)の中部戦線で韓国側の現場検証班と北側の現場検証班が対面した場面。当時、南北がそれぞれ把握していた相手側GPの座標が異なり、混乱が生じたという。 [写真 国防部]
一部では北朝鮮がMDLを越境していたことが明らかになった。台風展望台の北東側区間では北朝鮮の戦術道路がMDLを横切っている。概算で長さ160メートル以上の戦術道路がMDLの南側57メートルまで入り込んでいる。テレピクス側は「誤差の可能性があるため検証が必要」という立場だ。これに対し合同参謀本部は「前方の状況を集中的に注視している」と明らかにした。
軍関係者は「DMZと停戦協定を管理する国連軍司令部のMDL基準線、韓国軍のMDL基準線、北の軍のMDL基準線が互いに異なる場所が少なくない。MDLの標識が時間の経過とともに消失したり、毀損されたりしたため」とし「北にMDL基準線を再び決める会談をしようと提案しても返答はなく、国連軍司令部も積極的には動かない」と話した。北朝鮮が休戦ラインの国境線化を進める過程でMDLを自らの基準線に合わせた可能性が高い。
南北軍事会談の代表を務めた文尚均(ムン・サンギュン)元国防部軍備統制次長は「北の休戦ライン国境線化はDMZの無力化であり、これは南北の緩衝地帯が消失することを意味する」とし「DMZでの偶発的な衝突が局地戦へと拡大する恐れがある」と述べた。また、「北が韓国を敵対国と宣言したため、今後はDMZに兵力や重火器を前進配置する可能性もある」という見方を示した。
北朝鮮戦術道路、目の前まで南下…一部はMDLも越えた(1)
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