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76年かかった変化がわずか8年で…韓半島の気候時計に異変

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国で全国の大半の地域に猛暑特報が発令された3日午後、ソウル・汝矣島(ヨイド)一帯のアスファルト道路で陽炎(かげろう)が立ち上っている。[ニュース1]

韓国では3日、極限の猛暑が嶺南(ヨンナム)地方を越えて全国へと広がった。ソウル南部と京畿道(キョンギド)の一部地域には、猛暑特報の最上位段階である「猛暑重大警報」が初めて発令された。

韓国気象庁によると、この日、光州(クァンジュ)特別市の最高気温は38.8度まで上昇した。87年に及ぶ気象観測史上、最高気温を更新した。全南光州(チョンナムクァンジュ)の莞島(ワンド)と全北(チョンブク)の南原(ナムウォン)でも、それぞれ38.5度、37.6度を記録し、これまでの最高記録を更新した。


ソウルでも前日より気温が大きく上昇し、九老区(クログ)で39度、江南区(カンナムグ)で38.7度を記録した。首都圏気象庁は、ソウル南部と京畿道の河南(ハナム)市、烏山(オサン)市、驪州(ヨジュ)市西部に猛暑重大警報を発表した。発効時刻は4日午前11時となる。


極限の猛暑が西側へ広がったのは、風向きが西風から東風へ変わったためだ。首都圏気象庁は「下層で東寄りの風が山脈を越えて吹き込むため、一部地域では気温が大きく上昇する見込みだ。この暑さは当分続くだろう」と説明した。キム・ヒョンギョン首都圏気象庁長は「猛暑重大警報は、健康な人でも屋外での活動を続けることが難しいレベルの極限の暑さが予想されるというシグナルだ」とし、「発令地域では屋外活動を直ちに中止し、家族や近隣住民の安全を確認してほしい」と呼びかけた。

前例のない高温現象により、極限の猛暑が「ニューノーマル」となったとの分析も出ている。実際、最高気温の上限は急速に上昇している。1904年に近代的な気象観測が始まって以降の年ごとの最高気温を分析した結果、1942年8月に大邱(テグ)で初めて40度に達した。その後、2018年8月には江原道(カンウォンド)の洪川(ホンチョン)で41度の壁を突破し、今月2日には慶尚南道(キョンサンナムド)の梁山(ヤンサン)で42.5度を記録し、42度の壁も突破した。最高気温の上限が1度上昇するまでには76年を要したが、その後はわずか8年でさらに1.5度も上昇したことになる。特に2020年代に入ってからは猛暑が一段と激しくなっている。2020年代の猛暑日数は1910年代と比べて約2.2倍に増加した。年平均気温も、過去100年間(1910~2010年)で1.9度上昇したが、2020年代だけでその半分に当たる0.9度も上昇した。

気象学者らは、地球温暖化の加速に加え、韓半島(朝鮮半島)周辺を含む北太平洋の高水温現象を猛暑が強まる要因として挙げている。釜慶(プギョン)大学環境大気学科のキム・ベクミン教授は「海水温の上昇により、高温多湿の北太平洋高気圧が中緯度まで急速に拡大し、韓半島を覆っている」と説明した。世界的にも、今年が観測史上最も暑い年となる可能性が高まっている。150年ぶりとなる最も強力な「スーパー・エルニーニョ(東太平洋の海面水温が平年より2度以上高くなる現象)」が発生し、猛暑がさらに激しくなるとの懸念も出ている。



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