DRAMイメージ[中央フォト]
市場調査会社DRAMエクスチェンジによると、7月のPC用汎用DRAM(DDR4 8Gb 1Gx8)の平均固定取引価格は24ドルで、前月の21ドルより14.3%上昇した。
これは2016年6月に価格調査を始めてから最も高い水準で、当時の2.9ドルと比較すると8倍以上上がっている。
DDR4価格は2025年4月から今年2月まで11カ月連続で上昇した後、3月は横ばいとなったが、4月以降は再び上昇を継続している。
市場調査会社トレンドフォースは、クラウドサービス事業者のサーバー用メモリー需要が増え、メモリー企業が来年のPC用DRAM供給を減らす計画だとし、供給不足の影響で7-9月期にPC用DRAM固定取引価格が前四半期より15~20%上がると予想した。
NAND型フラッシュ価格も上昇が続いた。
メモリーカードとUSB用汎用NAND(128Gb 16Gx8 MLC)の7月平均固定取引価格は30.1ドルで前月の28.8ドルより4.3%上昇し19カ月連続上昇を記録した。
トレンドフォースはAIエッジコンピューティングと次世代スマート自動車、産業自動化分野を中心に在庫確保需要が続いていると分析した。
製品別では明暗が分かれた。
メモリー企業が高段積層3DNANDと先端工程生産に集中しレガシー製品であるSLCは供給不足で平均販売価格が前月より35~51%急騰した。
これに対しMLCはこの1年間で価格が大きく上がった影響で顧客の費用負担が大きくなり上昇率は4~8%水準にとどまった。
トレンドフォースは7-9月期にもSLCは供給不足で高い価格が維持されるだろうが、MLCの価格上昇は次第に鈍化すると予想した。
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