今年1月3日(現地時間)に死亡したケニアのスーパータスカーのゾウ、クレイグ。記事とは直接関係ありません。[AP=聯合ニュース]
29日(現地時間)、ロイター通信やAP通信などによると、ケニア野生動物管理庁(KWS)は、先月24日からこの1カ月間に、アンボセリ国立公園近くのキマナ保護区とクク・ランチ地域でゾウ15頭が死亡したと明らかにした。
タンザニアと国境を接するこの地域は、キリマンジャロ山のふもとに広がるアンボセリ生態系の一部で、ゾウをはじめとするさまざまな野生動物の主要な生息地であるとともに、重要な移動ルートにもなっている。
死亡したゾウのうち10頭は、体の一部にまひの症状が現れた後、立ち上がれなくなり、1~2日後に死んだ。残る5頭はすでに死亡した状態で発見されたが、腐敗が進んでいたり、ほかの動物による損傷を受けていたりしたため、正確な死因は確認できなかった。
成体のオスは1頭だけで、残りはすべてメスか子どもだった。
KWSは、採取した試料の予備分析の結果、一部のゾウから毒性を持つ可能性のある物質が検出されたとして、追加検査を進めていると明らかにした。また、水質をはじめとする環境汚染の可能性についても併せて調査している。
AP通信は、ケニアでは過去にも密猟の際に使用された毒物によってゾウが中毒を起こした事例があったと伝えた。
ゾウの保護団体アンボセリ財団によると、2025年時点でアンボセリ生態系には2000頭を超えるゾウが生息している。
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