北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が28日、祖国解放戦争勝利73周年慶祝行事に出席した戦争老兵、戦時功労者と会って対話をする姿。労働新聞は金正恩委員長が出席者の手を「温かく握った」と伝えた。 [労働新聞、ニュース1]
労働新聞は29日、金正恩委員長が前日「祖国解放戦争勝利(停戦協定締結)73周年慶祝行事に出席した戦争老兵(朝鮮戦争参戦者)や戦時功労者と会い、温かい情を交わした」と伝えた。
金正恩委員長の執権以降、北朝鮮は毎年「戦勝節」(1953年7月27日)を契機に革命元老と老兵を礼遇する姿を見せてきた。2011年12月の金正日(キム・ジョンイル)総書記の突然の死去で最高指導者になった金正恩委員長が自身の不足する正統性と権力基盤を固めるために彼らの支持を引き出す戦略を活用したのだ。これは北朝鮮が27日に平壌(ピョンヤン)で開かれた略式閲兵式で韓国戦争参戦部隊の過去の姿を再現したのとも軌を一にする。
金正恩委員長はこの日、老兵らと会って「戦勝の7月27日を参戦世代と共に毎年盛大に記念することは、英雄的な年代にみなぎった自尊の精神と、億万の金でも買うことのできない必勝の真理を、後世の心に絶えず装填する意義深い契機」とし「新たな勝利のための闘争に対する力強い激励になる」と話した。
続いて「わが祖国の英雄的な地位と名声を歴史に刻んだ戦勝世代が、奇跡的な勝利の体現者、目撃者として今日も我々の前に立っているのは、わが党と国家、人民にとって大きな喜び」とし「誰も代わることができない無限の力と精神的支柱となる貴重な戦争老兵や戦時功労者が老当益壮(老いてますます盛ん)であることを祝う」と語った。
統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「北が戦勝節慶祝行事を契機に忠誠と信頼の象徴である老兵に対する礼遇を浮き彫りにし、体制の結束を図る姿」とし「金正恩委員長がこうした『愛民指導者』のイメージを浮き彫りにするのは経済・国防力強化基調で内部資源と労働力を総動員するべき内部状況と無関係ではない」と説明した。
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