5日(現地時間)、ベネズエラのラ・グアイラ州で地震の影響により建物が倒壊している。ロイター=聯合ニュース
27日(現地時間)、ニューヨーク・ポストによると、プードルの「ベイリ(Beyli)」が先週、救助隊によって発見された。発見当時、ベイリは全身がほこりに覆われ、地震で亡くなった飼い主の高齢女性の遺体の傍で身を縮めながら耐えていた。
ベイリは先月24日、ベネズエラのラ・グアイラ州カティア・ラ・マール地区を襲ったマグニチュード(M)7.2と7.5の2度の強い地震で建物が倒壊し、そのがれきの中に閉じ込められたという。約1カ月にわたり、ほとんど食べ物も水も口にできなかったが、獣医師らはベイリが完全に回復するとの見通しを示している。
獣医師のミルナさんは、「本当に奇跡だ。ベイリに起きたすべてのことは奇跡としか言いようがない」とし、「目に軽い潰瘍があるが、すぐに回復するだろう」と話した。
ベイリの飼い主で、11歳のビクトリア・イサベル・レンヘルさんは、今回の地震で母親と母方の祖母(ベイリの近くで遺体で見つかった高齢女性)を失うという悲劇に見舞われた。しかし、ベイリと劇的に再会し、現在は救助センターで一緒に過ごしている。
倒壊した建物のがれきから犬が救助されたのは今回が初めてではない。先月には、カラカスの消防隊員が倒壊した住宅のがれきに閉じ込められた犬を救助する映像が拡散し、インターネット上で話題となった。現場で撮影された映像には、長時間水を飲めず衰弱した犬に消防隊員が水を飲ませる様子が映っていた。犬はおびえた状態だったが、水を飲んだ後、無事に救助された。
一方、先月ベネズエラを襲った一連の地震による死者は5000人を超えた。約2万人の被災者が仮設避難所で生活しているが、多くは飲料水や衛生施設が十分に整っていない劣悪な環境に置かれているという。米国地質調査所(USGS)は、今回の地震による死者が少なくとも1万人、多ければ10万人に達する可能性があるとの見通しを示した。
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