28日午後、世界の気象情報サイト「アース・ヌルスクール(Earth Nullschool)」で確認した韓半島(朝鮮半島)周辺の不快指数の状況。赤色は体感温度30度以上、黄色は40度前後を示している。[アース・ヌルスクール キャプチャー]
韓国気象庁によると、28日に慶尚南道(キョンサンナムド)梁山(ヤンサン)の日中の最高気温は39度を記録した。直近4日間のうち3日で最高気温が39度を超えるなど、全国で最も厳しい暑さに見舞われた。「ヤンフリカ」(梁山とアフリカを組み合わせた造語)という言葉が生まれるほどだ。梁山をはじめ、宜寧(ウィリョン)、昌寧(チャンニョン)などの慶尚南道の一部地域には、猛暑特報の最上位段階である「猛暑重大警報」が発令されている。大邱(テグ)でもこの日まで9日連続で猛暑(日最高気温33度以上)が続いた。
一方、首都圏を中心に厳しい熱帯夜(夜間の最低気温25度以上)が続いた。ソウルでは22日夜からこの日まで6日連続で熱帯夜となった。気象庁によると、今年の夏(6月1日~7月27日)の全国平均の熱帯夜日数は7.8日となり、1973年の全国的な気象観測開始以来、最多となった。
先週末に梅雨が明けて以降、暑さの様相は昼と夜で地域ごとに違いを見せている。27日の全国の日最高気温と最低気温を分析した結果、日中に40度近くまで上がる極端な高温は、大邱、慶州(キョンジュ)、梁山など嶺南(ヨンナム)地方に集中した。一方、夜になるとソウルなど首都圏の気温が全国で最も高い水準となった。体感温度も、昼間は嶺南地方、夜間は首都圏が最も高かった。ソウルの一部地域では湿度が高い影響などにより、夜間も体感温度が30度を下回らないこともあった。
このように昼と夜で「猛暑地図」が入れ替わるのは、中部地方を覆う雲の影響が大きかったためだと分析されている。この雲は昼間は日差しを遮る一方、夜になると熱が逃げるのを防ぎ、超熱帯夜レベルの夜の暑さをもたらしたという。韓国気象庁のウ・ジンギュ予報官は、「南部地方では、持続的な南風、強い日差し、地形的要因という3つの要因によって日中の気温が高くなった。一方、首都圏では、まるで布団をかぶせたように雲が熱を閉じ込めたため、気温が相対的に下がりにくくなった」と説明した。
ヒートアイランド現象によって都市部の熱が夜になっても冷めにくいことも、首都圏で熱帯夜が増加している要因の一つとされる。韓国気象庁が都市部と非都市部の最近52年間(1973~2024年)の平均気温を比較した結果、最高気温には大きな差がなかったものの、最低気温は都市部が非都市部より1.3度高かった。また、熱帯夜の発生回数も都市部では非都市部の2.2倍に達した。
週後半になると、北太平洋高気圧がさらに勢力を拡大し、極限の猛暑は嶺南地方から全国へと広がる見通しだ。ケイクライメット(K-Climate)のパン・ギソン代表は、「北太平洋高気圧とチベット高気圧という2つの高気圧が、布団のように韓半島(朝鮮半島)を覆うヒートドームの影響で、昼間にたまった熱が夜になっても逃げにくくなるだろう」とし、「熱中症のリスクが非常に高まるため、水分補給、日陰、休息という3つの基本ルールを守ることが重要だ」と述べた。
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