英国のウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が27日(現地時間)、英国とウクライナの軍人と面会し、空母「HMSクイーン・エリザベス」の飛行甲板で共同声明を発表している。ロイター=聯合ニュース
実際、トランプ大統領はこの日、「イランは(米国との)会談を望んでおり、われわれは会っている。合意の可能性もある」と述べた。イランが交渉を求めた背景については、「われわれが非常に強力な打撃を与えたためだ」とし、「現在のイラン(の戦力)は4カ月前の8%程度にすぎない」と主張した。ただし、具体的な根拠は示さなかった。
トランプ大統領はさらに、「何かが起きる可能性はかなりある」としつつ、「そうならなければ、2日前までやっていたことを再開すればいい」と述べ、合意が成立しなければ空爆を再開する考えを明確にした。ただ、交渉のデッドラインについては言及しなかった。
一方、イラン外務省のエスマイル・バガイ報道官は、「現在、われわれは米国とのいかなる交渉にも関与していない」とし、「米国は自ら作った泥沼にはまり、戦争と平和の時期さえ自ら決められないだろう」と強調した。
イラン戦争は現在、不安定な小康状態にある。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が原油輸送の迂回ルートとなっている紅海を封鎖し、サウジアラビアに圧力をかけたことで、情勢はさらに複雑化している。
◇イラン戦争がウクライナにも波及…武器支援を協議へ
ネタニヤフ首相に先立ってトランプ大統領と会談するゼレンスキー大統領は、ロシアへの制裁と米国の武器支援拡大を求めている。今回の会談は、ウクライナがカスピ海でイラン船舶を攻撃したことで、イラン戦争とウクライナ戦争が超大型の国際戦争へ発展しかねないとの懸念が高まる中で開かれる。
イランとロシアは伝統的な同盟関係にある。両国は互いの戦争には介入していないと主張してきたが、イランがロシアにドローンを供給し、ロシアが水面下でイランに軍需物資を提供する一方、中東の米軍施設に関する情報を伝えてきたとの疑惑が絶えない。
トランプ大統領はこの日、この問題について問われると、「(ウラジーミル・)プーチンに聞いてみる。近く分かるだろう」と答えた。その一方で、「彼ら(ロシア)はそうしたことをしていないようだし、仮にしていたとしても影響は小さかっただろう」と述べ、プーチン大統領を擁護するかのような姿勢を示した。
一方、対ロシア制裁に消極的だったトランプ大統領は最近、ウクライナ向けのパトリオットミサイルの生産を認める考えを示し、対ロシア制裁法案についても支持へと方針転換した。ただ、この日、「イランへの空爆を中止したのは武器不足が理由か」と問われると、「私が(ホワイトハウスを)去る時には倉庫はいっぱいだったが、バイデンがウクライナに(武器を)あまりにも多く供与した」と述べ、ウクライナへの武器支援に批判的な姿勢を示した。
トランプ氏、ゼレンスキー氏に続きネタニヤフ氏と会談へ…「米国がなければイスラエルは滅びていた」(1)
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