北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が韓国戦争(朝鮮戦争)停戦協定締結73周年(戦勝節)を翌日に控えた26日、平壌(ピョンヤン)祖国解放戦争参戦烈士墓を参拝したと、朝鮮中央テレビが27日報じた。金委員長が李雪主(イ・ソルジュ)夫人、娘ジュエ氏と花を持って烈士墓に入っている。 [朝鮮中央テレビ=聯合ニュース]
朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が出席した中、「祖国解放戦争時期象徴縦隊の記念行進儀式」が前日、平壌(ピョンヤン)体育館広場で開かれたと報じた。
この日の行事には金日成主席の写真を前面に出した「親衛中隊象徴縦隊」をはじめ、「近衛師団象徴縦隊」「内務省象徴縦隊」「混成機械化馬車縦隊」「モータサイクル縦隊」などが韓国戦争当時の服装で広場を行進した。
中央通信は各象徴縦隊を紹介し、戦争当時にいわゆる「ソウル解放作戦」「大田(テジョン)解放作戦」などを経て「伝説的偉勲」を立てたと主張した。
現代の北朝鮮軍の装備を備えた人民軍の陸海空軍縦隊も行進に参加した。金委員長は手を振りながら将兵を激励した。
◆「英雄時代継承」強調…対米・対南メッセージも
中央通信は同日の行事について「英雄時代の主人公に捧げる敬意が果てしなく噴出する広場はさらに熱く燃え上がった」とし「歴史上かつてない隆盛と繁栄の強国時代を開いていく継承世代の鉄石の信念と闘争気勢を改めて力強く誇示した」と伝えた。
行事で演説をした努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相は「主権の安全を時々刻々と脅かしている勢力の行為を決して傍観することはない」とし「戦争抑止力の責任ある、かつ、より明白な行使により、わが国の憲法と主権、発展利益を守り、地域の平和と安全を守り抜く」と述べた。
金委員長はこの日、平壌で開催された「祖国解放戦争勝利73周年記念公演」にも参加した。北朝鮮メディアが公開した写真には金委員長が李雪主(イ・ソルジュ)夫人、娘ジュエ氏とともに公演を観覧する姿があった。
公演では「我らの7・27」「7・27行進曲」など北朝鮮の勝戦を主唱する歌が舞台に上がったと、中央通信は伝えた。
北朝鮮が今回の行事で参戦世代の功績を集中照明したのは、若い世代の自負心と忠誠心を引き出し、世代間の思想的結束を強化しようという意図と解釈される。
特に北朝鮮メディアは中国軍の参戦を記念する映像物と「中国人民志願軍戦歌」など中国の歌が「観覧者に深い感銘を与えた」と伝え、最近強まった中国との関係を強調した。この日の行事の主席壇には労働党と政府、軍指揮官が参戦老兵と共に位置した。北朝鮮駐在の中国・ロシア外交官らも招待された。
金委員長の随行者では趙甬元(チョ・ヨンウォン)党書記、朱昌日(チュ・チャンイル)党書記、努光鉄国防相、朴正天(パク・ジョンチョン)国防省顧問、李永吉(イ・ヨンギル)人民軍総参謀長らが出席した。
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