5月30日、トランプ米大統領がホワイトハウス執務室でイーロン・マスク氏と記者会見をしている。 [ロイター=聯合ニュース]
こうしたプラットフォームの分離は韓国だけの現象ではない。米国でもすでに日常化している。2022年にイーロン・マスク氏がXを買収した後、進歩陣営は「ブルースカイ」や「スレッズ」に、保守陣営はトランプ大統領が立ち上げた「トゥルース・ソーシャル」に移動する動きを見せた。米ピューリサーチセンターが2022年にトゥルース・ソーシャルやテレグラムなど7件のプラットフォームを調査した結果、利用者の65%が「自分と見解が同じ人たちのコミュニティーを見つけた」と回答したことが分かった。これは「プラットフォームの分離現象が確証バイアスを増幅させるエコーチェンバーとして機能している」ということを意味している。
エコーチェンバーを研究する釜山大学新聞放送学科のチョ・ハンジェ教授は「プラットフォームが陣営ごとに分断された状態で、アルゴリズムの偏りが加わるとさらに危険だ」とし「利用者が陣営の渦に巻き込まれれば閉鎖性・敵対性・極端性がさらに強まる。レガシーメディアや共通のプラットフォームを通じて社会的な共通分母を拡大するなどの社会的な管理が必要だ」と指摘した。
与党はX、野党はスレッズ…出口のない韓国政治「プラットフォーム要塞戦」(1)