許民(ホ・ミン)国家遺産庁長官(前列左から8人目)が7月25日午後、釜山(プサン)・海雲台区(ヘウンデグ)のシグニエル釜山で開催された「韓国の干潟」の第2段階拡大登録記念行事で、各自治体の首長ら出席者と記念撮影を行っている。[写真 国家遺産庁]
こうした点は、登録決定後に開かれた「国境を越えて:東アジア・オーストラリア地域フライウェイにおける渡り鳥のための干潟共同保全」セミナーでも強調された。ユネスコと韓国の干潟世界遺産登録推進団、世界沿岸フォーラム(WCF)、中国・塩城湿地センターが採択した共同宣言には、韓国の干潟と中国の「黄海・渤海湾沿岸渡り鳥保護区」、北朝鮮西海岸の沿岸湿地を一つの生態ネットワークとして捉え、保全協力を拡大していく内容が盛り込まれた。中国は2019年に同保護区を世界遺産に登録したのに続き、2024年には第2段階の拡大登録を実現した。北朝鮮も今年、世界遺産登録に向けた暫定一覧表に掲載している。
IUCNはさらに、「韓国の干潟」について、「今後、地域社会の支持が得られれば、さらなる拡大を進めることを強く勧告する」とした。実際、天然記念物のヘラサギの繁殖地として知られる江華(カンファ)の干潟など、仁川(インチョン)沿岸を対象に第3段階登録を求める声も上がっているが、地域社会の合意には至っていない。
許民(ホ・ミン)国家遺産庁長官は、「絶滅危惧種を含む多様な生物の生息地である干潟は、韓国だけの遺産ではなく、人類すべての遺産であることを忘れず、その顕著な普遍的価値を守るため、地域住民とともに努力していきたい」と述べた。
韓国は、昨年登録された「盤亀川(パングチョン)の岩刻画」を含め、現在計17件の世界遺産を有している。来年は、朝鮮王朝の都・漢陽(ハニャン)を防衛するために築かれた「漢陽の首都城郭」が世界遺産登録を目指す。
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