エヌビディアのジェンスン・フアンCEOが16日に東京で開かれたレセプション後取材陣に発言している。フアンCEOは24日、初のXへの投稿で開放型AIモデルを支持した。[写真 ロイター=聯合ニュース]
◇フアンCEOが初めてXに投稿…開放型AI支持陣営結集
ニューヨーク・タイムズは25日、「シリコンバレーで中国AIを開放するか遮断するかをめぐり意見が入り乱れている。数年間続いたこうしたシリコンバレー内の哲学的論争が今週臨界点に達した」と伝えた。火ぶたを切ったジェンスン・フアンCEOは24日、初めてのXへの投稿で、「世界には最先端閉鎖型モデルと最先端開放型モデルがともに必要だ」と明らかにした。9分後にマイクロソフトのサティア・ナデラCEOも加勢し「オープンソースは健全なAI生態系に必須」と話した。これらCEOとともにメタ、パランティア、IBMの役員もオープンAIモデルを支持する書簡に署名したと同紙は伝えた。
中国企業の技術奪取が確認されれば制裁しなければならないが、これを理由に開放型AIモデル全体を防いではならないというのが彼らの主張だ。包括的な制裁がAI生態系の萎縮と特定先導企業の独占定着につながりかねないという懸念だ。
◇「米技術コピーした値段が安いモデル」…米国追い上げる中国AI
だがアンソロピックとオープンAIなどは中国製モデルが米AIの技術を無断で持ち出したとし、規制強化は避けられないという立場だ。同紙は消息筋の話として、「オープンAIとアンソロピックの経営陣が世界市場競争、AI安全、国家安全保障を掲げて中国製開放型モデルに対する規制を強化することを規制当局に要求している」と伝えた。
実際に中国AIの予想より速い追撃は米AI業界の警戒心を呼び起こした。昨年中国のスタートアップ、ディープシークが米国のモデルに匹敵するほどの開放型AIモデルを出して業界に衝撃を与えたのに続き、最近ではZ.aiとムーンショットAIが米トップ企業と競争するモデルを相次いで発表した。サービス開始直後にムーンショットに利用者が集まり48時間で新規有料加入を一時中断する事態まで起きた。
ジェンスン・フアン氏が初めてXに投稿…米中AI覇権競争、シリコンバレー内で論争広がる(2)
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