13日、米中央軍が公開したイランの目標物への空爆の様子。AFP=聯合ニュース
こうした中、親トランプ系メディアとされるニューヨーク・ポストは同日、匿名の軍関係者の話として、「米特殊部隊がイランの核施設から濃縮ウランを奪取するため、『米軍史上最も精巧な作戦』開始に向け待機している」と報じた。
さらに、「この作戦には数千人規模の地上軍がイランの核施設を急襲することが含まれ、それを支援するため大規模な防衛部隊を維持する作戦も伴う」と伝えた。
ニューヨーク・ポストは、この作戦について「米軍部隊がイラン軍の攻撃を防ぎながら地下施設の入り口を確保し、ウランを搬出する作業になる」と主張した。
戦略国際問題研究所(CSIS)のジョセフ・ロジャーズ副所長は、「ウランを確保するには、地上軍が飛行場までの全区域に安全な護送路を確保しなければならない」と指摘した。第1次トランプ政権で国家安全保障会議(NSC)に所属していたリチャード・ゴールドバーグ氏は、「そのような状況をどれだけ維持し、全兵力を撤収できるのか」と述べ、「これは爆撃ではピックアックス山施設を破壊できないと判断した可能性があることを意味する」と指摘した。
特殊部隊投入の決定は、爆撃だけではイランの地下核施設を完全に破壊できないとの判断に基づく一種の代替案であり、作戦過程で大規模な人的被害を覚悟しなければならない可能性を示している。
トランプ大統領はすでに空爆作戦に長距離戦略爆撃機B-1を投入し、F-35、F-16戦闘機も待機させている。特にドイツの医療センターには150人を超える医療要員を追加配備しており、実際に人的被害を伴う作戦を想定していた可能性がある。
◇米国に代わりサウジ参戦…「戦争の新たな戦線」
米国が全面戦争や大規模な犠牲を伴う作戦を前に足踏みする中、サウジアラビアはアラビア半島西側の紅海で、イランの支援を受けるイエメンのフーシ派武装勢力と交戦し、戦線を中東全域へと拡大させた。
サウジ主導のアラブ連合軍は24日、イエメン・ホデイダでフーシ派と関連する軍事目標を狙った「比例的軍事対応作戦」を実施したと発表した。サウジへの海上封鎖を宣言したフーシ派がサウジ船舶を攻撃したことへの報復だ。
攻撃を受けたフーシ派は同日、サウジの石油施設を攻撃して再び報復に出た。フーシ派報道官は映像声明で、「ドローンとミサイルを用いて、サウジ国営石油会社アラムコが運営するジーザーンとヤンブーの施設を攻撃した」とし、「軍事行動をさらに拡大し、対応の水準も一層引き上げる」と警告した。今回の衝突についてAFP通信は、「戦争の新たな戦線を意味する」と指摘した。
こうした中、28日に予定されているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とトランプ大統領のホワイトハウス会談が、中東情勢の分水嶺となる可能性があるとの見方も出ている。両首脳の対面会談は、イラン戦争開始前の今年2月以来初めてとなる。アクシオスによると、トランプ大統領は先週まではネタニヤフ首相との面会要請を拒否していた。
「準備完了」と豪語したものの…トランプ氏、イランへの大規模空爆を停止した(1)
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