119救急隊員が患者を救急搬送する様子。記事とは直接関係のない資料写真。[中央フォト]
この日、気象庁は大邱〔テグ、軍威郡(グンウィグン)を除く〕、慶尚北道の慶山(キョンサン)・清道(チョンド)、慶尚南道の金海(キメ)・密陽・咸安(ハムアン)・昌寧(チャンニョン)・陜川(ハプチョン、中部)など、嶺南(ヨンナム)地域8カ所に「猛暑重大警報」(猛暑特報の最高段階)を発令した。これに先立って発令されていた梁山などを含めると、猛暑重大警報の発令地域は14カ所となった。こうした厳しい暑さが週末まで続いたのは、梅雨が終了し、北太平洋高気圧の影響下で南から暖かく湿った空気が流れ込み続けたためだ。
この日、全北(チョンブク)特別自治道の完州郡鳳東邑(ワンジュグン・ポンドンウプ)の畑では、100歳の女性が死亡した状態で見つかった。消防当局によると、発見当時の体温は42.2度だった。25日夜には、慶尚南道・泗川市(サチョンシ)松浦洞(ソンポドン)で90代の男性が熱射病で死亡した。この男性は2日前に自宅を出た後、近くの田んぼで意識を失った状態で発見されていた。疾病管理庁によると、5月15日から25日までに全国で1301人が熱中症と診断され、このうち6人が死亡した。
週後半に向かうにつれて、暑さの厳しさはさらに増す見通しだ。北太平洋高気圧と、大気上層の高温で乾燥したチベット高気圧という二つの高気圧が、韓半島(朝鮮半島)を布団のように覆い、ヒートドーム現象を引き起こすためだ。大邱では来月初めに気温が39度まで上昇すると予想されている。韓国気象庁のイ・グァンヨン予報分析官は、「全国のほとんどの地域でさらに厳しい暑さとなり、熱帯夜も続くと予想されるため、暑い時間帯の外出は控えてほしい」と呼びかけた。
猛暑や熱帯夜の時期が過去より長くなっていることから、長引く暑さによる被害への備えが必要だとの指摘も出ている。気象庁の分析によると、猛暑の終息時期は、過去10年間(1973~1982年)はおおむね8月中旬だったが、最近10年間(2016~2025年)は8月中旬から下旬へと遅くなった。熱帯夜の終息時期も、最近10年間では最大で約20日遅くなった。気象庁は「熱中症への対応や電力需要への対策、農林水産業への被害防止など、猛暑対策を補完する必要がある」としている。
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