「KOSPI回復」予想するフアンCEO、サムスンとハイニックス強調した李大統領…メニューは「バーガーとビール」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2026.07.26 09:57
李在明大統領が24日に米サンフランシスコで開かれた世界的AIリーダーとの夕食会でGDPの話が出ると、右に座ったサムスン電子の李在鎔会長と左に座ったSKグループの崔泰源会長を示し「この2人が韓国のGDPを引き上げている」と話した。李大統領の向かいはエヌビディアのジェンスン・フアンCEO。[写真 聯合ニュース]
「最近若干調整を受けています」(李在明大統領)
「再び上がるでしょう」(ジェンスン・フアンCEO)
24日に米サンフランシスコで開かれた李大統領と世界的ビッグテック最高経営責任者(CEO)の会合で行き交った対話だ。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOが韓国の国内総生産(GDP)成長率を尋ねると、李在明(イ・ジェミョン)大統領は「昨年は1%近くだったが今年は3%を超えそうだ。昨年下半期から下がっていたが再び上がってきた」と答えた。李大統領は続けて左右に座ったサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長とSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長を示し、「本当にこの2人が韓国のGDPを大きく引き上げている」と話した。
サンフランシスコの海岸の船着き場のそばにある米国式レストランで行われた夕食会では、ハンバーガーとフィッシュ・アンド・チップス、イカフライなどカリフォルニアの料理とともにバドワイザーのビールが提供された。参席者は乾杯しながら「われわれは食口(シック)だ」とともに叫んだ。李大統領は「韓国では家族を『食口』という。一緒にごはんを食べる仲」と言いながらこの乾杯の音頭を提案した。
李大統領は韓国の今年のGDP成長率について、「AIのおかげで潜在成長率以上、3%中後半まで上がるだろうと期待している」と話した。その上で「物価上昇率は3%程度だがAI半導体販売価格が上がり名目上のGDP成長率はおよそ17%まで上がっている。(こうした現象は)40年ぶり」と話した。これを聞いた李会長はフアンCEOを見ながら「あなたのおかげです」と話し、フアンCEOは「それならビールをもう1本飲んでもいいですか。もう1本必要だ」とジョークを飛ばした。
夕食会に先立ち開かれた「AIサミット」でも参席者はウィットに富んだジョークと真剣なAI時代見通しを混ぜながら終始和やかな雰囲気で議論を続けた。李大統領の「サンフランシスコAI宣言」演説直後に最初に発言したフアンCEOはマイクで音が出なくなると「明かりはつけておかないといけません」とジョークで座の笑いを誘った。これはトランプ米大統領が昨年7月にワシントンDCで開かれたAIサミットでフアンCEOに「電気を少し節約できないか。父はいつも『明かりを消せ、息子よ』と言っている」と話した際にフアンCEOが半導体産業でのエネルギーの重要性を説明しながらした話だ。
フアンCEOは「韓国のPCゲームは25年前から始まり、その後エヌビディアと韓国のネットカフェはともに成長してきた」として韓国との縁も紹介した。その上で「いまこの時点こそ韓国の黄金時代といえる」と強調した。
AIサミットでは米国AI業界で代表的な「ライバル同士」とされるオープンAIのサム・アルトマンCEOとアンソロピックのダリオ・アモデイCEOが並んで参加し目を引いた。アンソロピックはアモデイCEOとその妹らオープンAI出身の核心研究員が2021年に退社して設立した会社で、AI開放性を強調するオープンAIとは違い安定性に重点を置いている。2人が2月にインドのニューデリーで開かれた「AIインパクトサミット」の団体写真撮影で出席者のうち唯一手を取り合わなかった写真は世界的に話題になった。
そんな2人も今回はAI産業での韓国の役割には声をそろえた。アルトマンCEOはAI革命に対し「人々の願いをかなえる超能力や妖精のようなもの。韓国の3大メガプロジェクトは韓国人に助けになるだろうが、AIが次の段階に跳躍する上でも助けになるだろう」と話した。アモデイCEOは「6年前にはAIは基本的な対話さえできなかったが、いまは大多数のテック企業でAIがコーディングをする。AIをとても早く導入した韓国は先見の明がある」と話した。
この記事を読んで…