合同参謀本部は18日、北朝鮮が2024年4月ごろから北方限界線(NLL)など前線地域の数カ所で多数の兵力を投入し、警戒能力強化の一環として地雷の埋設、戦術道路の補強、対戦車防壁などとみられる構造物の設置などさまざまな作業を進めていると明らかにした。写真は北朝鮮兵が前線地域で地雷を埋設している場面。[合同参謀本部=ニュース1]
韓国軍合同参謀本部の張都暎(チャン・ドヨン)広報室長は23日の定例記者会見で「最近の豪雨で北の軍が非武装地帯に大量に埋設した地雷の一部が流失した状況が確認されている」とし「流失した地雷が南北共有河川を通じて韓国側地域に流入する可能性が非常に高く、流失した地雷が爆発した場合は大きな被害が発生するおそれがある」と明らかにした。
続いて「南北共有河川の周辺で活動する際には流失した地雷に十分に注意し、該当地域で地雷と推定される未詳物体を発見した場合は絶対に触れず、近くの軍部隊または警察署に通報してほしい」と呼びかけた。また「将兵の安全に問題が生じないよう、より徹底的に対応していく」とも話した。
これに関連して、最近MDLの北側地域で、北朝鮮が埋設した地雷が爆発する状況が韓国軍当局の監視装備によって把握されたという。周辺に北朝鮮軍の兵力がいなかったことを考慮すると、大雨で地雷が流失する過程で自然に爆発した可能性が高いとみられる。北朝鮮軍は通常、不毛地作業を行った後に地雷を埋設してきた。地面がまだ固まっていない状態で大量の雨が降ったため地雷の一部が流失したと推定される。
北朝鮮は最近、最前線の要塞化作業を口実にMDL付近に地雷地帯を造成している。その一部が韓国側基準のMDLを越えた地点にも埋設されたと、韓国軍は把握している。このため流失した地雷が韓国側に流れ込んだり、MDL北側の至近距離で爆発したりするなど事故の危険性とともに前線地域の緊張感が高まるという懸念が強まっている。
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