2014年5月9日、ウクライナ・マリウポリで、第72機械化旅団のミハイロ・ドラパティ少佐が搭乗したBMP-2歩兵戦闘車が、親ロシア派武装勢力が設置した鉄製・タイヤ製のバリケードを乗り越える様子。[写真 SNS]
同氏は2014年、ウクライナ・マリウポリで親ロシア派武装勢力の制圧作戦を指揮した人物でもある。ロシアの戦勝記念日に当たる5月9日、ドラパティ氏は部隊を率いてマリウポリへ向かったが、市内へ通じる道路は親ロシア派武装勢力が設置したタイヤや鉄製のバリケードで封鎖されていた。この時同氏が乗ったソ連製BMP-2歩兵戦闘車が停止すれば、たちまち包囲され、武装勢力のRPG(対戦車ロケット弾発射機)による攻撃を受ける状況だった。運転兵が「前方にバリケードがあります」と報告すると、ドラパティ氏は「そのまま突っ込め」と命じた。
結局、同氏が乗った先頭の装甲車はバリケードを乗り越えて市内へ突入し、その映像は当時の戦闘を象徴する代表的な場面となった。ドラパティ氏は包囲された政府軍を脱出させ、ウクライナ軍は最終的にマリウポリを奪還することに成功した。
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