ユン・ダンビ監督の2作目の長編映画『初めての世界』(英題『The World Before』)が、9月に開催される第51回トロント国際映画祭のプラットフォーム部門(コンペティション)に招待された。[写真 ATNINE FILM]
カンヌ、ベルリン、ベネチアと並ぶ世界4大映画祭の一つに数えられる北米最大の映画祭が、韓国の次世代監督たちを相次いで北米の舞台へ送り出したという点で大きな意義がある。また、今年からはプラットフォーム部門の最高賞を受賞した非英語作品が、米アカデミー賞の国際長編映画賞部門に自動的にノミネートされることになり、その行方にも一層注目が集まっている。
ユン・ダンビ監督の『初めての世界』は、人里離れた島で暮らす少女が、17歳の夏、祖母の葬儀のため島に戻ってきた少年と出会い、自らの中に芽生えた未知の欲望と向き合う物語だ。デビュー作『夏時間』(2020年)では、夏休みの間、祖父の古い二階建ての家で一緒に暮らすことになった姉弟のひと夏を繊細に描き、ロッテルダム国際映画祭のブライト・フューチャー賞(新人監督賞)、釜山(プサン)国際映画祭の韓国映画監督組合賞、NETPAC賞などを総なめにした。6年ぶりの新作『初めての世界』では、初恋に染まっていく夏の日々を描いている。
主演のシム・スビンは、今年初め、自身初の映画主演作『消しに行く道』(英題『En Route To』)でベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門のコンペティションに招待されたのに続き、今回も朗報が舞い込んだ。相手役は、ウェブドラマ『Sweet Blood ~赤い誘惑~』などに出演したモデル出身のキム・オジンが演じる。
受賞なら米アカデミー賞に自動ノミネート…韓国人女性監督、2年連続でトロント映画祭コンペ入り(2)
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