アジアサッカー連盟(AFC)女子チャンピオンズリーグ(AWCL)準決勝に出場する北朝鮮女子サッカーチーム「ネゴヒャン女子サッカー団」が5月17日午後、仁川(インチョン)国際空港第1旅客ターミナルに到着している。ニュース1
20日、韓国統一部によると、ネゴヒャン女子サッカー団の共同応援に関する南北協力基金の支援決定額は3億1945万ウォンで、実際の執行額は2億3529万ウォンだった。執行されずに残った約8400万ウォンは、南北交流協力基金に返還される。統一部は「今回の大会は韓国で8年ぶりに開催された南北スポーツ交流行事であり、南北共同応援に必要な経費を支援した」と説明した。
執行額の内訳は、▷応援団支援費1億4874万ウォン ▷行事運営費8455万ウォン ▷付帯費用200万ウォンだった。
これに先立ち統一部は5月11日、南北協力基金管理審議委員会を開き、北朝鮮女子サッカー団の応援に向けた南北協力基金の支援を決定していたが、今回その詳細な執行内訳を公開した。
応援団支援費としては計1億4874万ウォンが執行された。内訳は、入場券5048枚の購入に2524万ウォン、応援グッズや軽食などに5910万ウォン、応援運営費に6440万ウォンが使われた。応援運営費には、運営ブースの設置、応援の指揮、業務委託手数料、付加価値税などが含まれている。
行事運営費8455万ウォンのうち、電光掲示板や車両の賃借料、レインコートなどの行事用品、運営スタッフへの謝礼など運営支援費として5591万ウォンが使われた。残る2864万ウォンは安全管理支援費として執行された。このほか、補助金精算報告書の会計監査に伴う手数料200万ウォンが付帯費用として計上された。
基金の執行は、統一部が傘下機関の南北交流協力支援協会に概算額を事前に支給し、事後精算によって未執行額の返還を受ける方式が採られた。統一部は「北朝鮮女子サッカー団の参加が急きょ決まり、民間団体の参加規模や行事の詳細内容を事前に確定することが難しかったため」と説明した。
統一部は今回の南北協力基金執行の目的について、「北朝鮮女子サッカー団のAFC女子チャンピオンズリーグ参加に伴う共同応援に必要な関連経費などを支援することで、南北相互理解の増進に寄与するため」と説明した。今回の行事は、南北協力基金法第8条第6号の「その他、民族間の信頼と民族共同体の回復に寄与する南北交流・協力に必要な資金の融資・支援および南北交流・協力を促進するための事業への支援」に該当するという判断によるものだ。
北朝鮮の女子クラブチームであるネゴヒャン女子サッカー団は、5月20日に水原(スウォン)総合運動場で韓国の水原FCウィメンと対戦し、12年ぶりとなる南北女子サッカー対決で勝利して決勝に進出した。その後、決勝では東京ヴェルディ・ベレーザを破り、優勝を果たした。北朝鮮サッカー選手団の訪韓は、2014年仁川アジア大会以来12年ぶりだった。
ただ、南北女子サッカーを契機に南北交流の糸口を開こうとした韓国政府の努力にもかかわらず、北朝鮮側は7泊8日の訪韓期間を通じて韓国側に終始冷淡な態度を示した。選手23人、コーチングスタッフ12人の計35人で構成された北朝鮮代表団は、5月17日に中国・北京から仁川国際空港を通じて入国した。韓国政府は北朝鮮代表団に韓国訪問証明書を発給したが、北朝鮮選手団は入出国時に旅券を提示した。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の指示による「二国家関係」路線を忠実に反映したものとの分析が出た。
北朝鮮代表団のイ・ユイル監督は記者会見で、「北側」という表現に対し、「国号を正しく呼んでほしい」「あの人の質問には答えない」と話して会見を打ち切り、席を立った。同月24日に仁川空港から出国する際も、選手団は終始無表情だった。
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