チャウ・シンチー主演の映画『食神』のワンシーン。チャウ・シンチー監督は、主演作『食神』をはじめ、数十本に及ぶ出演作や監督作で多くのファンを獲得してきた。[写真 ドリームシネマ]
観客の評価も分かれている。レビューサイト「豆瓣(ドウバン)」での評価は10点満点中6.5点(19日時点)だ。「気軽に楽しめる」という好意的な声がある一方、「民族主義を奇妙な形で押し出している」「人工知能(AI)を使って急いで作ったようだ」など、失望したという評価も少なくない。香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストは、「『少林サッカー』の登場人物を女性に置き換えただけの陳腐な映画」と酷評した。
北京の大学で映画を学ぶ中国人学生は、「チャウ・シンチー監督はもともと荒唐無稽なコメディーで有名だが、今回の作品はまったく痛快ではなく、不自然で見ていて居心地が悪かった。作品の発想そのものが数十年前の時代に取り残されているように感じた」と語った。また、「以前韓国を訪れたことがあるが、映画に登場する(韓国選手の)キャラクターはあまりにも誇張されているように思う」と話した。さらに、「公開直後は好意的な評価が多かったが、時間がたつにつれて否定的な評価も急増している。映画が良くなかったという意見を書くと、『映画館全体が笑いに包まれていた』『競合作品のファンが中傷コメントを書いている』といった言い訳めいたコメントが、ミームのように繰り返し投稿されている」と、現地の状況を中央日報に直接伝えた。
『功夫女足』は8月から香港やシンガポールなどでも公開される予定で、韓国で公開されるかどうかにも注目が集まっている。誠信(ソンシン)女子大学(創意融合学部)の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授は16日、自身のSNSで、「いくらフィクションの映画とはいえ、ショートトラックやサッカーなどを題材に韓国スポーツ界を継続的に侮辱するのは、本当にあってはならないことだ」と指摘した。さらに、「2022年の北京冬季五輪当時、北京市広播電視局が公開したショートトラック映画『飛べ、氷上の光』でも、韓国選手たちが『反則王』として描かれ、大きな論争となった」と紹介した。その上で、「8月の海外公開を前に誤った部分は必ず是正し、これ以上、一線を越えた表現で周辺国に被害を与えるようなことはやめるべきだ」と訴えた。
チャウ・シンチー新作、韓国を連想させる女子サッカーチームを侮辱的に描き物議(1)
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