16日、米中央軍司令部が米軍艦からイラン国内の目標にミサイルを発射する場面を公開した。[写真 ロイター=聯合ニュース]
このようになる場合、イラン周辺に配備された米軍の空爆資産は2月末にイランに対する空爆を開始し戦争を始めた当時に匹敵する水準に高まる。特にイラン海域には第11海兵遠征隊所属の兵力2000人が配備されており、トランプ大統領の決断により地上軍派兵の可能性もあるとの見方が出ている。
◇「米国は大悪魔…敵に教訓与える」
イランもやはり全面攻勢を予告した。イランの最高指導者モジタバ師はこの日、イラン国営テレビを通じて発表した声明を通じ、米国が終戦覚書に繰り返し違反したとし、「米国大統領の署名が価値も効力もない点を改めて立証した」と明らかにした。直前に外務次官を通じて出された覚書に基づく義務履行中断宣言を公式化した意味だ。
モジタバ師は米国を「大悪魔」と称し、「犯罪と約束破棄の暗い経験は米国の不正直さと非合理性、信頼性のなさ、そして卑劣さを示す明白な証拠になった。イランと抵抗戦線(イランを支持する武装勢力)が敵に忘れることのできない教訓を与えるだろう」と強調した。
モジタバ師は父親で前最高指導者ハメネイ師を殺害した米国とイスラエルの空爆当時に負傷したとされ、最高指導者継承後1度も公開の席上に姿を見せていない。
◇民間施設打撃…紅海封鎖威嚇
イランもやはりすでに中東域内の米軍基地だけでなく中東諸国の民間基盤施設に対する空爆を行っている。
AFPとロイター通信などによると、クウェート政府はイランが2日連続でクウェート国内の発電・淡水化施設を攻撃し一部発電設備の稼動が中断されたと明らかにした。クウェート石油公社も石油施設1カ所に相当な被害が発生し一部負傷者も出たと明らかにした。ヨルダンとカタールもイランのミサイル攻撃を受けたがひとまず迎撃に成功した。
イランは民間施設に対する攻撃に対し、橋梁と発電施設など基盤施設を攻撃した米国に対する対応措置だと主張した。イランの革命防衛隊は「米軍の野蛮性を止める国際機関がないだけにわれわれに残った道はコーランの教えの通り同じやり方で対応するだけ」とした。
イランは同時にイエメンの親イラン武装勢力フーシ派を動員してホルムズ海峡封鎖にともなう迂回ルートとして活用されてきた紅海航路まで封鎖する動きを見せている。もし中東産原油を輸送する2大輸送路が同時に遮断される場合、原油価格急騰だけでなく全世界が景気低迷に陥るとの懸念が出ている。
米国「米軍2人戦死、1人不明」…イランの直接攻撃で初の死亡者(1)
この記事を読んで…