フランスを破り3位で大会を終えたイングランド選手ら。[写真 AFP=聯合ニュース]
ドイツ人のトーマス・トゥヘル監督率いるイングランドは18日に米フロリダ州マイアミスで行われたサッカーW杯北中米大会3位決定戦で。ハットトリックを記録したブカヨ・サカの活躍に支えられフランスを6-4で破った。これでイングランドは3位で大会を締めくくる有終の美を飾った。優勝トロフィーを手にした1966年の自国大会後にW杯で収めた最も高い順位だ。イングランドは準決勝戦で「サッカーの神」リオネル・メッシ率いるアルゼンチンに1-2で逆転負けし決勝進出が挫折した。
勝利よりもキリアン・エムバペにゴールチャンスを集中することに重点を置いたフランスも目標を達成した。エムバペが大会9、10号ゴール(4アシスト)を決めたためだ。これでエムバペは2位で8ゴール4アシストのメッシと格差を2ゴールに広げ、得点単独首位に立った。メッシが19日のスペインとの決勝戦で2ゴール以上決められればエムバペが2022カタール大会の8ゴール2アシストに続き2大会連続の得点王(ゴールデンブーツ)に上がる。W杯の歴史で2大会連続得点王はまだいない。また、エムバペは個人通算W杯22号ゴールを記録し、メッシの21ゴールを抜き歴代最多得点者となった。
エムバペは今大会で攻撃ポイント14個を記録しているが、これもW杯最多だ。これまでの記録は1970年メキシコ大会のゲルト・ミュラー(ドイツ、10ゴール3アシスト)と1958年スウェーデン大会のジュスト・フォンテーヌ(フランス、13ゴール)が持つ13個だった。1970メキシコ大会でのブラジルの「サッカーの皇帝」ペレ(4ゴール6アシスト)、1986メキシコ大会でのアルゼンチンの「サッカーの英雄」ディエゴ・マラドーナ(5ゴール5アシスト)、2022年カタール大会のアルゼンチンのメッシ(7ゴール3アシスト)の記録は早々に超えていた。
イングランドはこの日「ワンツーパンチ」のハリー・ケインとジュード・ベリンガム(ともに6ゴール)を外して試合を始めた。それでも早くから主導権を握った。前半だけで4ゴールを浴びせ早々に勝機をつかんだ。イングランドは前半3分にデクラン・ライスが右足シュートでゴールネットを揺らし先制に成功した。勢いに乗ったイングランドは前半18分エズリ・コンサ、前半37分と46分にサカの追加点を加え前半を4-0でリードした。これに対しフランスの選手らはボールを持つとエムバペにパスするのに忙しかった。エムバペは無理なドリブルを試みてイングランドの守備にボールを奪われる場面が多かった。
後半戦はフランスがゴールの沈黙を破る時間だった。覚醒したエムバペがより鋭い攻撃を浴びせ流れを変えた。後半3分にエムバペの挽回ゴールで反撃を始めたフランスは、6分後にブラッドリー・バルコラの追加ゴールでイングランドから試合の主導権を奪い返した。後半21分エムバペが再びイングランドのゴールをこじ開け、イングランドは4-3に追い上げられた。だがフランスの勢いは後半終盤に落ち込んだ。イングランドは後半42分にサカがペナルティーキックでのゴールでハットトリックに成功し勝負にとどめを刺した。フランスは後半46分にウスマン・デンベレが1点を返したが、1分後にベリンガムがゴールを決めたため点差を縮めることはできなかった。
この記事を読んで…