ソウル全域に熱帯夜注意報が発令された12日夜、ソウル・清渓川(チョンゲチョン)を訪れた観光客や市民が暑さをしのいでいる。[聯合ニュース]
13日、韓国疾病管理庁によると、先週土曜日(11日)に全国で115人、日曜日(12日)に88人が熱中症で救急外来を受診し、週末2日間では計203人に上った。死者は確認されなかった。
今年は6月中旬に早くも暑さが到来したものの、6月下旬には上空に寒気が流れ込み、気温が平年並みまで下がった。このため、救急外来監視体制による集計では、今月10日までの熱中症患者数は累計538人となり、前年同期(1462人)の半分を下回っていた。
しかし、北太平洋高気圧とチベット高気圧が韓国を二重に覆い、さらに南から高温多湿の空気が流れ込んだことで、週末に厳しい暑さとなり、この2日間の熱中症患者数は、1週間前の今月4~5日(9人)に比べて20倍以上に急増した。
今年の熱中症患者累計741人のうち、30.0%は65歳以上の高齢者だった。症状別では、熱疲労が57.0%と半数以上を占めた。
発症時間帯では午前6時~午前10時が15.5%を占めた。1時間ごとにみると、午後2時~3時が10.9%、午前10時~11時が10.5%、午後3時~4時が9.9%だった。
発生場所では、作業現場が22.5%で最も多く、田畑が18.2%、路上が15.4%と続いた。
熱中症は、猛暑や高温環境に長時間さらされることで体温調節機能が限界に達し、発症する急性疾患だ。軽いめまいや頭痛、筋肉のけいれん、倦怠感などの症状で始まっても、放置すると命に関わるおそれがある。
特に、猛暑重大警報が発令されるほど暑さが極めて厳しい場合は、健康な人でも屋外での活動中に重症の熱中症を発症するおそれがあるため、十分な注意が必要だ。
当面は蒸し暑さが続くと予想されることから、保健当局は、高齢者や子ども、慢性疾患のある人などは特に注意するよう呼びかけている。熱中症を防ぐためには、猛暑時の屋外活動を控え、日傘や帽子などで直射日光を避けることが望ましい。また、十分な休息と水分補給も重要だ。
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