今月11日午後、韓国・慶尚北道慶州市(キョンサンブクド・キョンジュシ)の普門(ポムン)観光団地にある遊園地「慶州ワールド」で、ジェットコースター「ドラケン」が急降下する直前に停止する事故が発生した。このアトラクションでは、2022年7月14日にも高さ55メートル地点で停止する事故が発生した。慶州ワールドは16日まで、安全点検のため営業を中止する。[聯合ニュース]
慶州ワールドは12日、「外部の専門機関による施設の精密安全点検と、全従業員を対象とした安全教育を実施するため、16日まで臨時休園することを決定した」と発表した。
慶州市などによると、9日午前、慶州ワールドの観覧車「タイムライダー」で、乗客が乗っていないゴンドラ1台が落下し、乗客が乗っていた別のゴンドラに衝突した。この事故で乗客ら5人が病院で診察を受けた後、帰宅した。けが人はいなかった。
11日午前には、乗客24人が乗った垂直落下型ジェットコースター「ドラケン」が、急降下区間に入る直前にレール上で停止した。係員がアトラクションを手動で操作し、約7分後に地上まで降下させた。けが人はいなかった。慶州ワールド側は、レール上の異物によって安全装置が自動的に作動し、アトラクションが停止したとみて、詳しい原因を調べている。
慶州ワールドではここ数年、安全上のトラブルが相次いでいる。2022年7月には、ドラケンが地上55メートルの高さで停止し、乗客24人が取り残された。また、2024年11月には、子ども向けアトラクション「グリンダのマジックパンプキン」が運行中に片側に傾き、落下する事故が発生した。この事故でもけが人はいなかった。
慶州ワールドは、今回の事故については別途の行政処分を受けない見通しだ。慶州市の関係者は「観光振興法では、運行停止後に利用客の救助まで30分以上かかった場合や、複数の負傷者が発生するなどの重大事故に該当した場合は、行政処分の対象となる。しかし今回は、7分で乗客全員が避難したため、行政処分の対象にはならない」と説明した。警察関係者も「けが人が出ていないため、過失傷害などの容疑を適用するのは難しい」と説明した。
この記事を読んで…