イングランドのベリンガム(右)がノルウェーとの準々決勝延長前半でマルチゴールを放った後に両腕を広げセレモニーをしている。[写真 AP=聯合ニュース]
イングランドは米マイアミで行われたノルウェーとの準々決勝で、前後半90分間を1-1で引き分けた後、延長の末に2-1で勝利した。
前半37分にノルウェーのアンドレアス・シェルデルップに先制点を許した。しかしイングランドのジュード・ベリンガムが前半アディショナルタイムに同点ゴールを決め、続いて延長前半2分に決勝ゴールまで放った。
この日の試合は7得点のノルウェーのアーリング・ハーランドと6得点のイングランドのハリー・ケインのストライカー対決に関心が集まったが、主役はベリンガムだった。ベリンガムはメキシコとの16強戦に続き2試合連続マルチゴールを記録した。この日沈黙したチームメイトのハリー・ケインと並び大会6得点を記録した。イングランドのファンはベリンガムに向けてビートルズの『ヘイ・ジュード』を熱唱した。
イングランドは同日に行われるアルゼンチン対スイス戦の勝者との準決勝を通じ決勝行きを争う。1966年が唯一のW杯優勝であるイングランドは60年ぶり2回目のW杯制覇を夢見る。ブラジルを破り史上初めて準々決勝に上がったノルウェーはイングランドの壁を超えられなかった。ハーランドは「怪物攻撃手」というニックネームに見合わずこの日はほとんど姿を見せなかった。
試合序盤は縮こまっていたノルウェーは前半37分に先制点に成功した。シェルデルップが狭い角度から遠くのゴールポストを見て左シュートを放った。ボールは絶妙にゴールの隅に刺さった。直前にハリー・ケインがミッドフィールドでファウルがあったと抗議したが得点は認められた。ノルウェーのソルバッケン監督がアントニオ・ヌサの代わりに先発出場させたシェルデルップが期待にこたえた。
前半44分、ノルウェーが逆襲する状況でアレクサンデル・セルロートがハーランドにパスを出せないまま放ったシュートは相手に阻まれた。もしパスを受けたハーランドがゴールを決めていればノルウェーが2-0でリードすることもできた状況だった。
危機を乗り越えたイングランドは前半アディショナルタイムに同点ゴールを決めた。アンソニー・ゴードンが左から引き上げたクロスを受けたベリンガムが相手選手3人をかわした後、転びながらシュートを放ちゴールネットを揺らした。2分後にもケインがシュートしたがオフサイドだった。
後半10分、ノルウェーのコーナーキックの状況でトールビョルン・ヘッゲムがキーパーに当たって流れたボールを蹴り入れたが、ビデオ判定の結果、直前にハーランドが両手で相手を押したとして得点は取り消された。後半31分にはノルウェーのクリストフェル・アイェルのヘディングシュートがクロスバーを叩いた。
延長前半3分、モーガン・ロジャースの強力なミドルシュートはノルウェーのキーパー、エルヤン・ニーランがうまく処理できず、ゴール前に駆けつけたベリンガムが押し込んだ。16強戦に続き再び救援者となったベリンガムは両腕を広げて特有のセレモニーを見せた。
延長前半10分、イングランドのジェド・スペンスが突破過程で転倒してペナルティーキックが宣言されたが、オンフィールドレビューの末に取り消された。ノルウェーは延長後半にハーランドを下げヨルゲン・ストランド・ラーセンを入れる勝負に出た。しかしイングランドは長身の守備ダン・バーンを投じて5バックに転換しノルウェーの攻勢を防いだ。
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