「2024.12.21.きょうは冬至。もう日が長くなり日が上がれば私の4坪の部屋にも日が差すだろう。私の気持ちにも…」。
6日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のある半地下の部屋。キムさん(28)はうずくまっていた。彼は写真撮影をしないという条件で日記帳を投げ寄越した。そして「5年くらい?」その期間の孤立と引きこもりはうずくまる彼を剥製にしてしまったようだ。「洞窟では自然にこうなる」という言葉が返ってきた。
「2026.6.21.きょうは夏至。日が最も長い日。ところが暗い。洞窟に閉じ込められている。泥沼でもがく。自分が選択したことなのか。うんざりする。さびしい…そして…怖い」。
同日、ソウル・東大門区(トンデムング)の大学前の住宅街。イ・ユンヒョンさん(33)がささやいた。「他人と会わないよう昼夜を入れ替え、昨年から部屋のドアを閉ざすように生きている」と話した。自身もかつてそうだった大学生、8年間自身もなりたかった会社員が窓の外を慌ただしく行き交う。彼は最後までカーテンを開けなかった。「彼らに私を見せるのが怖くて」と再びささやいた。
キムさんとイさんにはきょうときのうに違いはなかった。「あしたも同じだろうと」と言いながら首を横に振った彼ら。「孤立・引きこもり青年」だ。
54万人、孤立・引きこもり青年は19~34歳の人口1040万人のうち5.2%だ(2024年基準、韓国保健社会研究院)。ソウルだけでも2025年基準で25万人ほど(9.1%)だ。彼らは「失業者」「就活生」「休んでいる人口」などと呼ばれるようになる。韓国保健社会研究院のキム・ソンア研究委員は「彼らは最初から社会不適合者や人間関係未熟者ではなく、ほとんどが社会環境によって孤立・引きこもりになるとは全く予想できなかった青年たち。脱孤立ができなかったり再孤立を繰り返したりして20代が30代、30代が中高年になり、労働市場と福祉、人口健康学の側面などで国の躍動性の足を引っ張りかねない」と診断した。
真夏。猛暑と豪雨で外界との間に積み上げた心の壁はさらに高まり、他人の休暇でより剥奪感をおぼえる時。中央SUNDAYは孤立・引きこもり青年たちに会った。彼らはいくつかのキーワードを吐き出した。#洞窟#職場#寂しさ#恐ろしさ#再孤立#垣根…そして#お母さん・お父さん。
◇「少しだけ潜伏」…気付いたら8年孤独
「2026.2.17.正月。大家の家の食べ物のにおい、笑い声。両親と…会わずに2年。会いたい。…可能だろうか…死にたい」。
高陽市のキムさんの日記帳の日付は断続的に続いた。「死にたい」を読んで彼の目をふと見つめてみた。洞窟のように暗い。むなしさであふれていた。
ある青年が自ら世を去った。2021年4月、ソウル・江南区(カンナムグ)の6坪のオフィステルでだ。管理費は3カ月分たまっていた。そばには自己紹介書と履歴書150枚が入ったファイルがあった。残された焼酎の瓶は彼の生活苦を慰めていたようだ。逆説的にも、コロナ禍の中で起きたこの31歳の男性の孤独死は「孤立・引きこもり青年」に本格的にスポットを当てる契機になった。全国的な関連調査もこの直後に初めて出された。2022年に自殺を考えたことがあるという孤立・引きこもり青年は8.2%。ところが2年後には10.4%に増えた。5万5000人以上だ。
2日、ソウル・城東区(ソンドング)のある多世帯住宅.パク・ミンジュンさん(30)は「いわゆる『良い職場』に行こうとアルバイトをしながら就職試験を準備したが、燃え尽きた。しばらく人間関係を断って潜伏しようとしたがこの洞窟のような生活がいつのまにか8年」と話しながらため息をついた。就職問題は孤立・引きこもりの契機の1位でもある。2024年基準で保健社会研究院の研究で41.1%。対人関係の13.9%や学業中断の12.2%などを軽く上回る。
ところが青年の就職戦線はあちこちに地雷畑がある。大企業の大規模公開採用は事実上消えた。その上経験者が好まれる。一部の雇用は人工知能(AI)に代替されている。国家データ処が発表した5月の雇用動向によると、20代の就業者は前年同月より25万1000人も減った。雇用率は2.4ポイント落ちた43.8%。25カ月連続の下落傾向だ。失業率も0.6ポイント上がった7.2%だ。青年層の求職期間が長引くほかない。
韓国女性政策研究院が先月発表した「青年層労働経路の性別・階層別差分析」によると、青年の10人中6人は学校を卒業してから10年が過ぎても「良い雇用」とされる月給300万ウォン以上の正社員になれない。残り4人も良い雇用を得るまで平均4年6カ月かかる。女性政策研究院のハン・ジニョン専門研究員は「韓国は採用過程で依然として『最初の職場がどこなのか』を重要視するため、青年は長期間の就職準備を甘受しても『良い職場』を望む」と分析した。
このように敗者復活戦のない社会的ムードが引きこもり青年の社会復帰をためらわせる。専門家らは「求職活動が長くなるほど孤立・引きこもり突入の可能性も、長期化の可能性も大きくなる」と分析する。パクさんのように「いつのまにか8年」を経て、「いつのまにか30代」になった例は特別なケースではない。実際に孤立・引きこもり青年のうち20代は8.6%減り、30代は31%増え全体の増加傾向を牽引した。
韓国、引きこもり青年54万人時代…「洞窟に閉じ込められた、寂しい…怖い…」(2)
6日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のある半地下の部屋。キムさん(28)はうずくまっていた。彼は写真撮影をしないという条件で日記帳を投げ寄越した。そして「5年くらい?」その期間の孤立と引きこもりはうずくまる彼を剥製にしてしまったようだ。「洞窟では自然にこうなる」という言葉が返ってきた。
「2026.6.21.きょうは夏至。日が最も長い日。ところが暗い。洞窟に閉じ込められている。泥沼でもがく。自分が選択したことなのか。うんざりする。さびしい…そして…怖い」。
同日、ソウル・東大門区(トンデムング)の大学前の住宅街。イ・ユンヒョンさん(33)がささやいた。「他人と会わないよう昼夜を入れ替え、昨年から部屋のドアを閉ざすように生きている」と話した。自身もかつてそうだった大学生、8年間自身もなりたかった会社員が窓の外を慌ただしく行き交う。彼は最後までカーテンを開けなかった。「彼らに私を見せるのが怖くて」と再びささやいた。
キムさんとイさんにはきょうときのうに違いはなかった。「あしたも同じだろうと」と言いながら首を横に振った彼ら。「孤立・引きこもり青年」だ。
54万人、孤立・引きこもり青年は19~34歳の人口1040万人のうち5.2%だ(2024年基準、韓国保健社会研究院)。ソウルだけでも2025年基準で25万人ほど(9.1%)だ。彼らは「失業者」「就活生」「休んでいる人口」などと呼ばれるようになる。韓国保健社会研究院のキム・ソンア研究委員は「彼らは最初から社会不適合者や人間関係未熟者ではなく、ほとんどが社会環境によって孤立・引きこもりになるとは全く予想できなかった青年たち。脱孤立ができなかったり再孤立を繰り返したりして20代が30代、30代が中高年になり、労働市場と福祉、人口健康学の側面などで国の躍動性の足を引っ張りかねない」と診断した。
真夏。猛暑と豪雨で外界との間に積み上げた心の壁はさらに高まり、他人の休暇でより剥奪感をおぼえる時。中央SUNDAYは孤立・引きこもり青年たちに会った。彼らはいくつかのキーワードを吐き出した。#洞窟#職場#寂しさ#恐ろしさ#再孤立#垣根…そして#お母さん・お父さん。
◇「少しだけ潜伏」…気付いたら8年孤独
「2026.2.17.正月。大家の家の食べ物のにおい、笑い声。両親と…会わずに2年。会いたい。…可能だろうか…死にたい」。
高陽市のキムさんの日記帳の日付は断続的に続いた。「死にたい」を読んで彼の目をふと見つめてみた。洞窟のように暗い。むなしさであふれていた。
ある青年が自ら世を去った。2021年4月、ソウル・江南区(カンナムグ)の6坪のオフィステルでだ。管理費は3カ月分たまっていた。そばには自己紹介書と履歴書150枚が入ったファイルがあった。残された焼酎の瓶は彼の生活苦を慰めていたようだ。逆説的にも、コロナ禍の中で起きたこの31歳の男性の孤独死は「孤立・引きこもり青年」に本格的にスポットを当てる契機になった。全国的な関連調査もこの直後に初めて出された。2022年に自殺を考えたことがあるという孤立・引きこもり青年は8.2%。ところが2年後には10.4%に増えた。5万5000人以上だ。
2日、ソウル・城東区(ソンドング)のある多世帯住宅.パク・ミンジュンさん(30)は「いわゆる『良い職場』に行こうとアルバイトをしながら就職試験を準備したが、燃え尽きた。しばらく人間関係を断って潜伏しようとしたがこの洞窟のような生活がいつのまにか8年」と話しながらため息をついた。就職問題は孤立・引きこもりの契機の1位でもある。2024年基準で保健社会研究院の研究で41.1%。対人関係の13.9%や学業中断の12.2%などを軽く上回る。
ところが青年の就職戦線はあちこちに地雷畑がある。大企業の大規模公開採用は事実上消えた。その上経験者が好まれる。一部の雇用は人工知能(AI)に代替されている。国家データ処が発表した5月の雇用動向によると、20代の就業者は前年同月より25万1000人も減った。雇用率は2.4ポイント落ちた43.8%。25カ月連続の下落傾向だ。失業率も0.6ポイント上がった7.2%だ。青年層の求職期間が長引くほかない。
韓国女性政策研究院が先月発表した「青年層労働経路の性別・階層別差分析」によると、青年の10人中6人は学校を卒業してから10年が過ぎても「良い雇用」とされる月給300万ウォン以上の正社員になれない。残り4人も良い雇用を得るまで平均4年6カ月かかる。女性政策研究院のハン・ジニョン専門研究員は「韓国は採用過程で依然として『最初の職場がどこなのか』を重要視するため、青年は長期間の就職準備を甘受しても『良い職場』を望む」と分析した。
このように敗者復活戦のない社会的ムードが引きこもり青年の社会復帰をためらわせる。専門家らは「求職活動が長くなるほど孤立・引きこもり突入の可能性も、長期化の可能性も大きくなる」と分析する。パクさんのように「いつのまにか8年」を経て、「いつのまにか30代」になった例は特別なケースではない。実際に孤立・引きこもり青年のうち20代は8.6%減り、30代は31%増え全体の増加傾向を牽引した。
韓国、引きこもり青年54万人時代…「洞窟に閉じ込められた、寂しい…怖い…」(2)
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