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235ミリの豪雨にも耐えた…「3大河川」が流れる大田で大きな被害がなかった理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

8日午後、大雨警報が発令された大田市儒城区老隠洞(テジョンシ・ユソング・ノウンドン)の道路で木が倒れ、消防当局が現場の安全確保に当たっている。[写真 大田消防本部]

8日から9日にかけて韓国各地で大雨が降ったが、大田(テジョン)では河川の氾濫などの大きな被害はなかった。これについて、これまで大田市が実施してきた3大河川〔甲川(カプチョン)・柳等川(ユドゥンチョン)・大田川〕の浚渫(しゅんせつ)や河川整備事業が効果を発揮したのではないかとの評価が出ている。




◇大徳区長洞で235ミリの雨


大田市と気象当局によると、8~9日の大田の平均降水量は167ミリを記録した。大徳区長洞(テドクグ・チャンドン)で235ミリと最も多くの雨が降り、儒城区九城洞(ユソング・クソンドン)でも219.8ミリを記録した。今回の集中豪雨により、街路樹の倒木26件、土砂流出10件、マンホールのふたが外れる被害5件など、公共施設の被害が75件発生した。ただ、河川の氾濫による住宅の浸水や人的被害はなかった。甲川の儒城大橋一帯では一時水位が上昇したが、儒林公園周辺のアシなどの草木を除去するなどの整備を行っていたため、水の流れが速まり、被害にはつながらなかったと大田市は説明した。

大田市は今年に入り、2月から6月初めにかけて3大河川で浚渫作業を実施した。市は今年、8地区12地点(6.7キロメートル区間)で堆積土11万6000立方メートルを取り除いた。その結果、河床が最大50センチ低くなったと大田市は説明した。大田市の関係者は「浚渫は川底の堆積土を取り除き、川の水を流せる容量を増やす作業であるため、梅雨の時期が来る前に終えてこそ効果がある」と説明した。

◇大田市、2年連続で浚渫

これに先立ち、大田市は2024年12月から昨年6月にかけて、3大河川で大規模な浚渫と災害予防工事を行った。事業費として市の予算から計172億ウォン(約18億4000万円)を投じた。こうした浚渫により、3大河川から計68万トンの砂や砂利などを取り除いた。その結果、3大河川の17.9キロメートル区間で河床が50センチから最大1.5メートルまで低くなったという。昨年の集中豪雨で河川が氾濫し、大きな被害が発生した忠清南道(チュンチョンナムド)の挿橋川(サプキョチョン)と無限川(ムハンチョン)でも、2028年から大規模な浚渫作業が実施される。

大田では2020年7月、大規模な浸水被害により西区正林洞(ソグ・チョンニムドン)一帯のマンションが水につかり、人的被害も発生した。2023年7月10日にも、1日当たり最大122.0ミリの雨により、西区竜村洞(ヨンチョンドン)の堤防が決壊して集落が浸水し、柳等川の橋が沈下する被害も起きた。また、集中豪雨の際には洪水関連の予報が発表されるなど、非常事態が発生することもあった。

大田大学土木環境工学科のイ・ビョンジェ教授は「河川に堆積物がたまり、河床が高くなると、水が流れる通水断面が狭くなるため、豪雨時の危険性が高まる可能性がある」とし、「堆積物がたまった区間を浚渫する作業は、治水の面で必要だ」と述べた。



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