女性宇宙飛行士のウォリー・ファンクさん
9日(現地時間)、CNNは、ファンクさんが前日の8日、米テキサス州グレープバインの自宅で死去したと報じた。
ファンクさんは1960年代、米航空宇宙局(NASA)の女性宇宙飛行士養成プログラム「マーキュリー13」に参加し、選抜試験に合格した13人のうちの1人だった。
しかし、プログラムが中止されたうえ、当時は宇宙飛行士の資格が軍出身の男性に限られていたため、宇宙飛行の機会を得ることができなかった。その後、米連邦航空局(FAA)初の女性監察官、米国家運輸安全委員会(NTSB)初の女性航空安全調査官を歴任し、航空・安全分野で先駆的なキャリアを築いた。
宇宙飛行の夢は2021年、ついに現実となった。ファンクさんは、ブルーオリジンの宇宙観光ロケット「ニューシェパード」初の有人飛行に名誉乗客として搭乗し、82歳で夢をかなえた。
約11分間の飛行で、ファンクさんは地球の大気圏と宇宙の境界とされる高度100キロメートルの「カーマン・ライン」まで到達した。飛行を終えた後、ファンクさんは「すべての瞬間が楽しかった。もう少し長ければよかったと思う」と、感激した様子で語った。
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