W杯決勝トーナメント進出失敗の責任を取り辞任した洪明甫監督が先月30日、仁川空港に帰国した。キム・ギョンロク記者
洪明甫(ホン・ミョンボ)前サッカー韓国代表チーム監督が9日、洪明甫奨学財団を通じワールドカップ(W杯)グループリーグでの敗退に対しこうした立場を明らかにした。
洪前監督はコメントを通じ「まず韓国サッカーを愛し応援してくれたすべての国民に心から謝罪する」とした。
続けて「国家代表チーム監督という重大な責任を引き受けたのにW杯で国民のみなさんが期待した結果を生み出すことができなかった。その結果に対するすべての責任は監督である私にある。期待と応援にこたえられず、多くの方を失望させ傷つけた。監督としてその責任を重く受け止め、改めて深く謝罪する」と頭を下げた。
彼はW杯グループリーグ敗退を防げなかった責任を取り先月28日に国家代表チーム監督を辞任してから国民向けにどのように話すべきか悩んだと話した。洪前監督はW杯を終え帰国してから2日後に家族がいる米ロサンゼルスに向かい、「逃避議論」が起きた。
洪前監督は「W杯が終わってから私に最初に与えられたのは結果を受け入れるということだった。代表チームの結果は監督である私が受け止めなければならないと考えたためだ。そのためこれまで自分の立場を国民に話せなかった」と釈明した。
続けて「時間が流れ事実と異なる内容が事実のように伝えられ、確認できていない話まで加わった。何よりその過程でともに代表チームのために献身した選手とスタッフまで誤解と推測の中に置かれる姿を見て、沈黙することが果たして正しいことなのか考えることになった」と話した。
また、「米国にとどまることになったのもやはり結果から目をそらしたり逃げるための選択ではなかった。私と家族に向けられた脅迫と身辺の安全に対する恐れがあり、家庭の家長として家族を守らなければならなかったため。だがどんな理由であれ監督としてすべきことから逃げたり国民を避けようとしたことでは決してなかった」とした。
洪前監督は聴聞会と関連した立場も明らかにした。国会文化体育観光委員会はこの日、「大韓サッカー協会懸案関連聴聞会実施計画書採択の件」を議決し、22日に聴聞会を開くことを決めた。国会文化体育観光委員会が明らかにした洪前監督尋問の要旨は「選任手続きの正当性、W杯不振の原因と試合運営責任、早期帰国後の米国への再出国の経緯」などだ。
洪前監督は「聴聞会が開かれるならば、その席はW杯の結果について国民に説明する席だと考える。それならその席に立つべき人も監督である自分」と話した。
続けて「結果に対する責任は監督である私にある。そのため聴聞会が開かれるならば監督として私が受け止める責任もやはり私1人で最後まで受け止める。国民の前で私が知っている事実をありのまま話し、どんな質問も避けない」とした。
洪前監督は最後に「国民に失望を与えた点にもう一度心から謝罪する。送ってくれた叱責と批判はその言葉ひとつひとつを重く胸に刻みたい」と繰り返し謝罪しコメントを締めくくった。
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