モンゴルを国賓訪問した李在明(イ・ジェミョン)大統領と金恵景(キム・ヘギョン)夫人が9日(現地時間)、ウランバートルのチンギスハーン国際空港に到着した空軍1号機を降りて儀典車両に移動している。 [聯合ニュース]
李大統領は同日午前に公開されたモンゴルの国営通信社モンツァメの書面インタビューで「優れた鉱物資源と成長の潜在力を持つモンゴルと、鉱物の探査・開発技術および製造革新能力を保有する韓国は、重要なサプライチェーンの協力パートナーになり得る」とし、このように伝えた。モンゴルは半導体やスマートフォン、軍事装備、電気自動車(EV)用モーターの永久磁石に不可欠なレアアース(希土類)の埋蔵量が3100万トンと推定され、中国に次ぐ世界第2番目のレアアース資源大国だ。モンゴルの銅の埋蔵量は世界で7番目に多く、次世代半導体の素材として脚光を浴びているモリブデンの生産量は世界で9番目だ。
李大統領は自身が提案した「共生型サプライチェーン協力モデル」について、「例えば探査から製錬、高付加価値産業への連係、リサイクル人材の育成にいたるまで、核心鉱物のサプライチェーン事業の全周期にわたり共同でする事業モデルを構築していけるだろう」と説明した。続いて「昨年開所したレアメタルセンターが両国間の核心鉱物サプライチェーン協力を拡大できる拠点になるはずだ」と話した。
韓国大統領のモンゴル国賓訪問は、2011年8月の李明博(イ・ミョンバク)元大統領以来15年ぶりとなる。李大統領は「韓国とモンゴルは民主主義と市場経済という共通の価値を基盤に、過去36年間にわたり変わらぬ信頼を築いてきた近しいパートナー」とし「今回の訪問が韓国・モンゴル関係を未来志向の戦略的パートナーシップ関係へと一段階飛躍させる転換点となり、両国関係の新たな黄金時代を共に開いていく契機になることを期待する」と述べた。
李大統領は韓半島(朝鮮半島)の平和に向けたモンゴルの役割も要請した。李大統領は「モンゴルは信頼される平和のパートナーであり、北朝鮮とも国交を持つ国として域内の信頼を蓄積するのに意味ある役割ができるはず」と話した。北朝鮮の国交樹立国であるモンゴルに対し、韓半島の平和に向けた懸け橋の役割を促したのだ。李大統領は特に「モンゴルが開催する『ウランバートル北東アジア安全保障対話』は、域内の緊張緩和と信頼構築について率直に議論できる貴重な対話の場として定着してきた」とし「今後もモンゴルが蓄積してきた外交的信頼と、ウランバートル対話という重要な資産を基盤に、韓半島をはじめとする北東アジア全体の平和と安定にさらに大きく貢献することを期待する」と述べた。
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