ドナルド・トランプ米大統領が8日(現地時間)、トルコ(テュルキエ)・アンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議後の記者会見で発言している。AP=聯合ニュース
トランプ大統領はこの日、トルコ(テュルキエ)・アンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議後の記者会見で、戦争が再開した場合に欧州の同盟国へ何を期待するかとの質問に対し、このように答えた。
トランプ大統領はイランへの対応について、「非常に迅速に進める」とした上で、「彼らが船舶を数隻攻撃したので、われわれはそれよりはるかに強力に反撃した。彼らが攻撃すれば、われわれは10倍の力で反撃する」と述べた。
さらに、「われわれは彼らのやり方で対応するという意味だ。何が起きてもすぐに終わる。長期化は望んでいない」と強調した。
全面的な軍事行動への復帰の可能性について問われると、「私がやるべきことは、狂人たちに核兵器を握らせないことだ。今はその問題は解決した」と答えた。トランプ大統領の発言は、イランの挑発に対して米軍は短期的な軍事対応を取るものの、全面戦争の再開につながる可能性は低いとの認識を示したものとみられる。
米軍は前日に続き、この日もイランへの空爆を実施した。中東地域を管轄する米中央軍(CENTCOM)はX(旧ツイッター)を通じ、「最高司令官(トランプ大統領)の指示により、イランに対する追加空爆を開始した」と発表した。
中央軍は今回の攻撃について、「ホルムズ海峡における航行の自由を脅かす彼ら(イラン)の能力をさらに弱体化させるためのもの」と説明した。また、「米国は重要な国際水域を自由に航行する商船や民間船員に対する不当な攻撃について、イランに責任を負わせている」と述べた。
これに先立ち、トランプ大統領は同日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との首脳会談で、「昨夜、彼ら(イラン)に強力な攻撃を加えた。おそらく今夜も再び強力な攻撃を行うだろう」と述べていた。これらの発言を総合すると、米軍による空爆再開と、それが短期間に実施されることを予告した格好だ。
イランへの非難も続いた。トランプ大統領は記者会見で、イランについて「本質的にレベルの低い人間たちだ」と強い言葉で批判した上で、「以前にもそう言った後、『かなり強い表現だった』と思ったが、『あなたの言う通りだ』と言う人もいた」と語った。
さらに、「彼らは少し狂っていると思う。新たな指導部が発足したが、その指導部も消え去る可能性がある」と警告した。また、「私も消えるかもしれない。私は彼らにとって最優先の暗殺対象だからだ」とし、「彼らはくず同然の輩だから」と非難を重ねた。
トランプ大統領はこれに先立ち、マルク・ルッテNATO事務総長との会談でも、イラン政権を「がん」「くず」と公然と非難し、終戦了解覚書(MOU)について「終わったようだ。彼らと交渉するのは時間の無駄だ」と述べていた。
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