IMFが今年の韓国経済成長見通しを0.7ポイント引き上げ2.6%と予想した。写真は1日、京畿道の平沢港に輸出用コンテナが積み上げられている様子。[写真 ニュース1]
IMFが8日に発表した世界経済見通し報告書によると、今年の韓国の経済成長率予想値は2.6%で4月に出した1.9%の見通しより0.7ポイント上がった。これに対し今年の世界経済成長見通しは3.0%で、4月より0.1ポイント下がった。IMFは1月、4月、7月、10月の年に4回見通し報告書を発表する。
韓国財政経済部によると、韓国の成長見通し引き上げ幅は個別の数値が出た主要30カ国のうち最も大きい。成長見通し自体も発表対象先進国11カ国で最も高い。IMFは今年の先進国の経済成長率予想値をこれまでより0.1ポイント下げた1.7%と提示した。
米国の今年の成長率はこれまでと同じ2.3%と予想した。IMFの予想通りならば韓国の成長率は2023年から3年ぶりに米国を上回ることになる。IMFによると、米国の成長率は2023年に2.9%で韓国の1.6%を追い越した後、2024年と昨年も韓国を上回った。
IMFは韓国の来年の成長見通しも4月の発表より0.4ポイント高い2.5%と提示した。財政経済部関係者は「今年に続き来年の成長見通しもともに上方修正された点は韓国の半導体・人工知能(AI)関連の成長モメンタムが来年も続く可能性を示唆する」と話した。
この日アジア開発銀行(ADB)もやはり今年の韓国経済成長率を3カ月前に発表した数値より0.7ポイント高い2.6%と予想した。来年の成長率も0.1ポイント引き上げ2.0%と予想した。
半導体好況で韓国の経常収支黒字も毎月新記録を塗り替えている。韓国銀行が8日に発表した国際収支報告書を見ると、1~5月の累積経常収支黒字は1412億8000万ドルと集計された。過去最大だった昨年の年間経常収支黒字1230億5000万ドルをすでに超えた。5月の経常収支も386億1000万ドルの黒字で、3月の379億3000万ドルを上回る過去最大を記録した。
だがIMFはAI投資が生産性と効率性を高め成長に寄与しても、期待がはずれる場合には消費と金融市場に負担を与えるとみた。各国政府には物価安定を最優先にする一時的・選別的財政支援を勧告した。
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