7日(現地時間)、イランの聖地コムのジャムカラン・モスクで開かれた前最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師の葬儀に、数千人の弔問客が集まり追悼している。ハメネイ師は今年2月、米国とイスラエルによる空爆で死亡した。この日の葬儀は4日間にわたる追悼日程のひとつとして行われた。[AFP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、トルコ(テュルキエ)・アンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、マルク・ルッテNATO事務総長との共同記者会見に臨み、「彼らは邪悪で病んだ人々だ。彼らには何か問題がある。正気ではない」とイランを批判した。また、イラン政権を「がん」と呼び、「そのがんは初期段階で切除しなければならない」とも述べた。その上で「イランは47年間問題だった。核兵器保有は決して許されない」と強調した。
また、前夜に米軍がイランの標的を「非常に強力に」攻撃したと明らかにした。同日に行われたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との会談では、「昨夜、彼らに強力な攻撃を加えた。おそらく今夜も再び強力な攻撃を行うだろう」と述べ、2日連続となる空爆の可能性やホルムズ海峡封鎖の再開を示唆した。
さらに「イランは最高指導者の葬儀に集中する代わりに、船舶へミサイルを発射した」とした上で、「米国の対応は20倍強力だった」と主張した。終戦MOUについては「終わったようだ」とし、「彼らと付き合うのは時間の無駄だ。もう相手にしたくない。彼らはくずでうそつき(dirty players)だ」と非難した。
◇トランプ氏「おそらく今夜もイランを再攻撃」…2日連続空爆を示唆
ただ、「可能性は低いと思うが、交渉チームが対話を続けたいのであれば続けさせる」と述べ、交渉継続の余地も残した。
今回の発言は、この日ホルムズ海峡をめぐる米国とイランの軍事衝突が再燃した直後に出てきた。米国とイランは7日から2日間にわたり、互いに停戦合意違反を主張しながら空爆を応酬した。
中東を管轄する米中央軍(CENTCOM)は7日、X(旧ツイッター)で、「精密誘導兵器を使用し、ホルムズ海峡と周辺地域にあるイランの防空システム、指揮統制網など80カ所以上の標的を攻撃した」と発表した。
空爆の背景については、ホルムズ海峡を航行していた商船3隻に対するイランの最近の攻撃への対応だったと説明した。中央軍は、マーシャル諸島船籍のタンカー「Al Rekayyat」、サウジアラビア船籍のタンカー「Wadiyan」、リベリア船籍のタンカー「Cyprus Prosperity」の3隻がイランのミサイルやドローン攻撃を受けたとし、「イラン軍によるこうした不当な攻撃は停戦合意への明白かつ危険な違反であり、航行の自由を損なうものだ」と批判した。
トランプ氏「イランはがん、終戦MOUは終わったようだ」(2)
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