7日、(現地時間)イラク・ナジャフの聖地「イマーム・アリー廟」の外で死去したイラン最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師の葬儀が営まれた。シーア派の兵士がシュプレヒコールを上げている。AP=聯合ニュース
ただしOFACは、イラン産原油取引は段階的に終了するため17日までは認められるとしており、交渉再開の余地を完全には閉ざしていない。イラン産原油への制裁解除は、長年経済制裁に苦しんできたイラン経済に一息つかせる役割を果たしてきた。このためイラン側が、交渉に必要な信頼を損なう行為と受け止め、報復に出る可能性も懸念されている。
◇トランプ氏「合意するか、終わらせるかだ」
トランプ大統領は前日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席を前にイランとの終戦交渉について質問されると、「われわれは合意するか、それとも終わらせるかだ」と述べ、イランに圧力をかけた。
さらに「終わらせることはそれほど難しくない」とし、「われわれは1時間以内に彼らの橋を破壊し、エネルギー供給を遮断できる」とも語った。特に「彼らには今、全く資金がない。われわれは一切金を渡していない」と述べ、イランへの経済的圧力を先行させる可能性を示唆した。この日、財務省が実施した原油制裁免除措置の撤回は、その代表例といえる。
これに対し、イランのアッバス・アラグチ外相はX(旧ツイッター)への投稿で、トランプ大統領の発言を「妄想」と断じ、「脅迫が続くのであれば、最終合意に向けた交渉は開始されない」とした上で、「あなたが署名した内容を守れ」と求めた。
イランによる攻撃は、こうした神経戦が続いた直後に行われた。こうした背景については、死亡した最高指導者ハメネイ師の葬儀を契機に、イラン国内で強硬派の発言力が一段と強まった結果との見方も出ている。
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