イラン・テヘランで開かれた前最高指導者アヤトラ・セイエド・アリ・ハメネイ師の葬儀で、参加者が「#kill_trump」と書かれたプラカードを掲げている。AP=聯合ニュース
6日(現地時間)、イラン司法府傘下のミザン通信が公開した映像によると、ハメネイ師の葬列に参加した弔問客らは、トランプ大統領の顔が描かれた大型写真に向かって小石を投げた。これはイスラム教の巡礼(ハッジ)の儀式である「悪魔への投石」を再現したものだ。
「悪魔への投石」は、悪魔を象徴する柱に石を投げ、悪を打ち払うことを意味する儀式だ。
葬列には多くの市民が参加し、イラン国旗を振り、ハメネイ師の写真を掲げて哀悼の意を表した。一部の参加者はトランプ大統領の顔が描かれたプラカードを掲げ、反米デモを行った。
プラカードには「トランプを殺せ」というフレーズとともに、「ハメネイ師の死に報復する者には2000万ドル(約32億4120円)の懸賞金を支払う」との内容も記されていた。
イランでは政府が主管する集会や行事で、「米国に死を」というスローガンを叫んだり、米国旗を燃やしたりする場面が繰り返し登場してきた。
ハメネイ師の葬儀日程は9日まで続く。6日にテヘランで葬列が行われた後、7日には中部の宗教都市コムで、シーア派の高位聖職者らが出席する葬儀礼拝が執り行われる。その後、遺体はイラクのシーア派聖地カルバラーとナジャフへ移送され、葬儀手続きを終えた後、9日に故郷でありシーア派の聖地でもあるイラン北東部マシュハドに埋葬される予定だ。
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