ドナルド・トランプ米大統領が昨年1月19日(現地時間)、米ワシントンで開かれた就任式前日の集会で、ディスコグループ「ビレッジ・ピープル(Village People)」のメンバー、ビクター・ウィリスさんと並んで立っている。ロイター=聯合ニュース
AFP通信は1日(現地時間)、ウィリスさんの妻が公式フェイスブックを通じて訃報を伝えたと報じた。
妻は「深い悲しみの中で、夫ビクター・ウィリスの死去をお知らせする」とし、「ビクターは短い間に急速に悪化した病気のため、この世を去った」と明らかにした。
ビレッジ・ピープルは米ニューヨークで結成されたが、1977年に英国でシングル『San Francisco』で先にデビューした。
その後、活動拠点を米国に移し、1978年から次々とヒット曲を発表して世界的な人気を集めた。
1970年代後半に世界を席巻したディスコブームの中で、『Y.M.C.A.』や『Go West』のほか、『Macho Man』『San Francisco』『Can’t Stop the Music』などを相次いでヒットさせ、ディスコミュージックを代表するグループとして定着した。
代表曲『Y.M.C.A.』は、世界的な非営利団体であるキリスト教青年会(Young Men’s Christian Association=YMCA)が米国各地で運営するコミュニティセンターを題材にした歌詞で知られる。
この曲は発表から数十年後、ドナルド・トランプ米大統領の選挙集会でたびたび使用されたことで再び大きな注目を集めた。
トランプ大統領は2020年の大統領選挙の集会終盤、この曲に合わせて両手を握り拳にし、腕を交差させて前後に振るダンスを披露し、話題となった。
◇トランプ氏「独立記念日の間中、ビクターを思い出すだろう」
トランプ大統領はこの日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、ビクター・ウィリスさんの死去に哀悼の意を表するとともに、代表曲『Y.M.C.A.』を自身の選挙集会で使用することを認めてくれたことに感謝した。
トランプ大統領は「ビレッジ・ピープルのボーカル、ビクター・ウィリスが74歳でこの世を去った」とし、「彼は本当に素晴らしく愉快な人物で、私が選挙集会で彼のグループの歌『Y.M.C.A.』を使用することをとても喜んでくれた」と記した。
さらに、「『Y.M.C.A.』は初めて発表されてから30年以上を経て再び大ヒットを記録した」とし、「私の集会が記録的な観衆を集め始めると、多くの歌手やグループが関わりたがったが、ビクターと彼のグループは最初から私たちのそばにいてくれた」と振り返った。
トランプ大統領は「彼らはその熱気を愛し、私たちも彼らと、彼らの素晴らしく、そして希望を与えてくれる音楽を愛していた」とつづった。
その上で、「今日のように『Y.M.C.A.』が流れるたびに、そして今回の米国独立記念日の期間中ずっと、私たちはビクターを思い出すだろう」とし、「ビクターの素晴らしい家族とグループに深い哀悼の意を表する。ビクター・ウィリスは私たち皆にとって大きな存在として記憶されるだろう」と追悼した。
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