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KOSPIに数十倍ベッティング…暗号資産取引所「超高リスク商品」注意報

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

1日午前、ソウルのハナ銀行ディーリングルームのモニターにKOSPI指数と為替相場が表示されている。[写真 AP=聯合ニュース]

最近海外の暗号資産取引所が韓国証券市場の値動きに数十倍でベッティングできる超高リスク商品を先を争って出している。韓国人投資家も海外取引所を通じれば事実上特別な制限なく取引でき、規制の空白を懸念する声が大きくなっている。

暗号資産業界によると、バイナンスなど海外暗号資産取引所は先月から韓国証券市場関連派生商品を相次いで発売している。代表的なものには、米国証券市場に上場されたKOSPI3倍レバレッジ上場投資信託(ETF)であるKORUを基礎資産とした最大50倍レバレッジ無期限先物がある。有価証券市場の現物に投資するのではなく、韓国証券市場の方向に高倍率で賭ける構造のため投機性が高いというのが業界の評価だ。


世界最大の暗号資産取引所であるバイナンスが積極的に関連商品を発売して目を引いた。バイナンスは先月2日、サムスン電子とSKハイニックス、現代自動車を基礎資産にそれぞれ20倍のレバレッジ投資ができる商品を出した。投資家の反応が良いことから先月22日にはKORUに20倍のレバレッジ投資が可能な商品を発売し、4日後には50倍まで拡大した。KORUがすでに韓国証券市場の日間収益率を3倍で追従するレバレッジ商品であるだけに、最大50倍のレバレッジの場合、KOSPIの変動率に対し150倍水準の損益が発生する可能性がある。


コービットリサーチのキム・ミンスン氏は「上昇にベッティングした場合、KOSPIが1%だけ上がっても理論上収益は150%まで拡大する可能性があるが、予想と異なり下落すれば小さな価格変動でも強制清算されるリスクが大きい」と話した。

◇海外取引所で簡単に取引、証券市場投資心理に悪影響

実際に変動性も大きかった。KORUは先月23日に700.01ドルと1日で35.7%急落した。KOSPIが同日9.99%急落し3倍レバレッジETFであるKORUの損失幅も大きく拡大したのだ。

バイナンスだけでない。バイビット、OKX、クーコインなど主要海外暗号資産取引所も先月KORUに10倍~20倍のレバレッジ投資が可能な商品を発売した。いずれも韓国の法令に基づく投資家保護を受けにくい海外事業者だ。韓国では特定金融取引情報法により情報保護管理システム認証などを備え金融情報分析院に申告したビットサムなど暗号資産事業者28社だけ営業できる。クーコインは金融情報分析院に申告しないで韓国で営業し捜査機関に通知された取引所だ。

問題は韓国の投資家が海外暗号資産取引所を通じて高倍率レバレッジ商品に投資できる点だ。韓国の暗号資産取引所でステーブルコインのテザー(USDT)をウォンで買った後、これを海外取引所に移して取引する方式だ。こうした超高リスク商品は韓国の証券市場にも影響を及ぼしかねない。キム氏は「KOSPIの株式を直接売買するのではないが、24時間取引できる上に投資家の上昇・下落のベッティングが内外の投資心理に影響を与える恐れがある」と話した。

一方、証券市場の変動性が大きくなり先月の1カ月間に個人投資家が証券会社から借りた金を返せず強制処分された株式が過去最大を記録したことがわかった。金融投資協会によると、超短期借入投資に分類される委託売買未収金比の反対売買金額は先月1兆1228億ウォンと集計された。5月の7076億ウォンより58.6%増え、中東情勢悪化が韓国証券市場を揺さぶった3月の5508億ウォンの2倍規模となった。



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