ウクライナ軍の捕虜となった北朝鮮兵捕虜のペク氏とイ氏が、昨年10月、ウクライナ国内の捕虜収容所で面会している。[写真 キョレオル統一連帯]
1日、外交・安全保障筋によると、最近訪韓したウクライナのアンドリー・シビハ外相は、峨山(アサン)政策研究院の関係者らと会い、「ロシアは、北朝鮮兵捕虜2人が送還されれば、ロシアに拘束されているウクライナ国民数千人を釈放するという趣旨の提案をしてきた」と説明したとされる。
現在、ウクライナでは、ロシア支援軍として参戦した後に捕虜となった北朝鮮兵捕虜2人が拘束されている。2人は昨年初め、メディアのインタビューなどを通じて公に韓国行きの意思を明らかにしており、韓国政府も、本人の自由意思に基づいて韓国行きを希望する場合は受け入れるとの立場を維持している。
ただし、ウクライナとしては、北朝鮮兵捕虜がロシアに拘束されている自国民数千人の釈放を引き出すための交渉カードになり得るため、容易に決断を下せない状況にあると伝えられている。
シビハ外相は前日、ソウルで開かれた韓国・ウクライナ外相会談でも、北朝鮮兵捕虜の問題について協議した。両国は、国際法と人道主義の原則に基づき、解決策を引き続き模索していくことで一致した。
韓国政府は、北朝鮮兵捕虜が韓国行きを希望する場合は受け入れるという原則に変わりはないものの、捕虜交換や見返りを伴う交渉という形で送還を進めることは難しいとの立場を取っていると伝えられている。
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