[写真 シャッターストック]
29日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など主要海外メディアによると、パッシブインカムとは、最初は時間や労力を投入するものの、その後は追加の労働をほとんどしなくても継続的に収益が生まれる仕組みを指す。従来は家賃収入や配当・利子、著作権使用料などが代表例だったが、最近では生成AIを活用した電子書籍やデジタル文書(PDF)、音声コンテンツの販売などへと概念が広がっている。以前は、商品企画からデザイン、宣伝までに相当な時間と費用が必要だったが、今ではAIを活用して一人でこなせるようになり、参入障壁が低くなった。
WSJは「午前9時に出勤し、午後5時に退勤する生活は、もはや夢ではなく、抜け出したい対象になっている」とし、「パッシブインカムが新たなアメリカンドリームとして浮上している」と分析した。
製紙会社に勤務するミカエル・トランブレーさんは、生成AIを活用して数分で作成した学習用PDFやワークブックを、オンラインマーケットプレイス「Etsy(エッツィー)」で販売している。AIを使って競争の少ないニッチなテーマを見つけて商品化し、毎月数百ドルを稼いでいる。トランブレーさんは「登山を楽しむ注意欠陥・多動症(ADHD)の女性向け献立表のように、テーマを具体化すれば十分に売れる」と説明した。
音響エンジニアリングの経験を持つマット・エプソさんは、AI音声プラットフォーム「ElevenLabs(イレブンラボ)」に自身の声を登録した。その後、オーディオブックや動画制作者が彼の声を使用するたびに使用料が支払われ、月に約3000ドル(約48万円)を稼いでいる。オンラインコミュニティー「Reddit(レディット)」のパッシブインカム掲示板には、毎週約50万人が訪れるほど関心が高まっている。
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