イスラエル軍の空爆で破壊されたレバノン南部マイス・アル・ジャバル村。EPA=聯合ニュース
イスラエルは28日(現地時間)、レバノン南部マジュダル・ズーン村にある全長約200メートルのヒズボラ地下トンネルを破壊したと明らかにした。
ロイター通信によると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防相は共同声明で、該当のトンネルには数百の兵器と発射台があり、作戦に先立ち米国にも事前に通知したと説明した。
イスラエル軍は前日にも、レバノン南部ナバティエ地域をドローンで空爆した。
ネタニヤフ首相は、イスラエル軍がレバノン南部の安全保障地帯に引き続き駐留するとした上で、「テロの拠点を引き続き破壊し、北部国境地域の住民に対する脅威を取り除き、イスラエル国民の安全を守る」と述べた。
これに先立ち、米国とイランが締結した終戦了解覚書(MOU)には、レバノンを含むすべての戦線で軍事作戦を終了する内容が盛り込まれたが、イスラエルとヒズボラの武力衝突は18日のMOU発効後も続いた。
これを受け、米国の仲介により、イスラエルとレバノンは26日、平和基本合意案に署名した。
合意案には、イスラエル軍がレバノン南部から段階的に撤収する一方、当面はレバノン領内の最大10キロまでの安全保障地帯に駐留できるようにする内容が盛り込まれた。
ただ、ヒズボラは交渉に参加しておらず、合意の実効性に対する懸念が提起されている。
ヒズボラの指導者ナイム・カッセム事務総長は、今回の合意をイスラエルへの降伏と規定して拒否し、イスラエル軍がレバノンから撤収するまで圧力を続けると明らかにした。
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