<北中米W杯>「ダイイング・メッセージ」を無視、予定された自滅…すべて把握されていた韓国代表監督の「同じ」戦術(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2026.06.26 08:21
24日(現地時間)、メキシコのモンテレイ競技場で北中米W杯1次リーグA組第3戦の韓国-南アフリカ戦が行われた。試合を見守る洪明甫(ホン・ミョンボ)監督。 カン・ジョンヒョン記者
キム・ファンJTBC解説委員は19日(日本時間)に行われた北中米ワールドカップ(W杯)1次リーグA組第2戦で韓国代表がメキシコ代表に0-1で敗れた直後、「得点に近い場面が最後に出てきたというのは深刻な問題」とし、このように予想した。韓国は後半41分、メキシコのゴールを脅かした趙圭誠(チョ・ギュソン)のヘディングシュートを除いて決定的な得点チャンスを作れなかった。当時と似た攻撃力で南アフリカ戦に臨めば苦戦を免れないというキム解説委員の警告は現実になった。
韓国は25日の南アフリカ戦でこれという攻撃ができなかった。サッカー統計サイトFotmobによると、韓国はボール支配率で68対32と大きく上回った。成功したパスは641本で、南アフリカ(277本)の倍以上だった。試合中はボールを保有しながら主導権を握ったということだ。
しかし得点することができなかった。猛攻を浴びせて無得点に終わったわけでもない。期待得点は0.9ゴールにすぎなかった。全体のシュート数と有効シュート数もそれぞれ8対13、3対4と劣勢だった。決定的な得点チャンスも1回だけだった。相手側のペナルティーエリアでボールに触れた回数も18回であり、南アフリカ(13回)と大きな差はなかった。むしろ南アフリカの期待得点が1.16ゴールで韓国よりも高かった。朴柱昊(パク・チュホ)JTBC解説委員は「これまで代表チームが多くのゴールチャンスを作りながらも相手がよく防ぎ、逆襲1発で敗れることはあったが、このように無気力に敗れた試合は多くない」と話した。
専門家らはその原因に「攻撃戦術」を挙げた。韓国は12日、チェコとの第1戦では黄仁範(ファン・インボム)の奇襲的な突破などチェコの守備の間を突いて2ゴールを生み出した。しかし南アフリカ戦では前半10分を経過してからは決定的なチャンスを作り出すことができなかった。
攻撃は鈍く、ボールを持つ選手は孤立した。特にゲームメーカーの李康仁(イ・ガンイン)は徹底的にマークされた。李康仁は右サイドに入ったが、試合中は中央に移動し、センターバックの前まで下りてくるなど活発に動き、チーム内で最も多く(89回)ボールを触った。敗色濃厚となった終盤には右サイドから左サイドに動いたりもした。しかし前半7分のシュートを除いて決定的な有効シュートもクロスもなかった。後半途中からは相手陣営でボールを持って何度か奪われた。得点後に引いて守る南アフリカの守備に左足が封じられると活路を見いだせなかった。
朴智星(パク・チソン)JTBC解説委員は「李康仁がボールを持った時に周囲の選手が助けるべきだが、見物するようなプレーが続いた」とし「空間をどのように作って動くというチーム的な動きが見られない」と指摘した。
朴柱昊解説委員は「李康仁は相手のペナルティーエリア付近でクロスを入れる時は力を発揮するが(中盤に)下りてきてビルドアップに関与する動きがさらに多かった」とし「攻撃の数も不足し、得点できる選手もいなかったということ」と分析した。
<北中米W杯>「ダイイング・メッセージ」を無視、予定された自滅…すべて把握されていた韓国代表監督の「同じ」戦術(2)
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